
鼠径部を痛め、2試合連続で欠場していたレイカーズの八村塁は25日(日本時間26日)、本拠地ロケッツ戦で復帰。クリスマスゲームを勝利で飾りたかったが、チームは96-119で敗れて今季初の3連敗を喫した。八村も無得点に終わり、専門メディアからの評価も厳しいものになった。
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■鼠径部の痛みで2試合欠場
八村は鼠径部の痛みにより、20日(同21日)のクリッパーズ戦、23日(同24日)のサンズ戦と欠場。その間チームは連敗を喫しており、この日復帰した八村には3試合ぶりの勝利につながるパフォーマンスが期待された。
しかし、試合は序盤からロケッツにペースを握られた。第1Qから25-37と12点のリードを許す苦しい展開。第2Qは28-26と持ち直し、53-63で前半を折り返した。
追い上げムードが高まったが、ここでアクシデントが発生。第2Q終了時点で12得点を記録していたオースティン・リーブスが左ふくらはぎ痛を訴え、第3Q以降は姿を見せなかった。
巻き返しの機運がしぼんだチームは、第3Q(21-29)、第4Q(22-27)と精彩を欠き、結局96-119で完敗。今季初の3連敗となった。
活躍が期待された八村は27分42秒の出場で、無得点2リバウンド2アシスト1スチール。シュートは6本(3本が3Pシュート)放ったが、すべて失敗。今季2度目の無得点に終わった。
■シュート6本すべて失敗
この結果を受けて、米専門メディア『LEBRON WIRE』は、「クリスマスゲームでロケッツに大敗」と題し、記事を公開。その中で出場した選手のパフォーマンスを評価した。
八村については「この試合でもっと点を取ってほしかった選手がいるとすれば、それはハチムラだった。しかし、実際には約28分出場して無得点に終わり、シュートも6本すべて失敗した」と指摘し、チームで最低となる「F」という評価を下した。
また、八村と同じくこの日が復帰戦となったルカ・ドンチッチについては、「この試合で比較的効率のいいプレーを見せた。FGは17本中9本成功、3Pシュートは8本中3本だったが、FTは7本中4本にとどまった。それでも25得点を挙げた。さらに、7アシスト、5リバウンド、2ブロック、1スチールを記録した」と紹介し、「B」という評価を与えた。
J.J.レディックHCは試合を振り返り、「今夜の我々はひどいチームだった。本気さが足りず、プロとしての姿勢に欠けている」と選手たちを叱咤。その上で「こんな状態のまま、残り53試合を戦うつもりはない」と巻き返しを誓った。
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