
ドジャースの現地メディア『ドジャース・ネーション』は26日(日本時間27日)、「ショウヘイ・オオタニ、母親ががんを患ったチームメイトに多大な貢献」と題した記事を公開。デーブ・ロバーツ監督の証言をもとに、大谷翔平投手の“グラウンド外での行動”を紹介している。
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■「50-50」達成シーズンに見せた献身
大谷はドジャース移籍1年目の2024年シーズンに打者専念でプレーし、54本塁打、59盗塁を記録して前人未到の「50-50」を達成。歴史的シーズンを送ってチームの世界一に大きく貢献した。
そんな大谷とともに戦ったのが、29歳の右腕ガス・バーランド投手。2024年シーズン途中までドジャースに在籍し、その後トレードでホワイトソックス、さらに25年シーズン途中にはダイヤモンドバックスへと移籍している。
『ドジャース・ネーション』の記事では、ロバーツ監督が大谷の“秘話”を紹介。記事によると、がん治療中だったバーランドの母親のため、大谷が経済的な援助を申し出たという。
ロバーツ監督は、「ショウヘイはチームメイトの母親の治療費を賄うために、本当に大きな貢献をしてくれました」と語り、さらに「彼は多くの素晴らしい支援をしていますが、そのほとんどは公にならないものです」と、大谷の人柄を称賛した。
記事内では、「オオタニは世界で最も価値のあるアスリートであり、アジアを代表する真のスーパースター」としつつ、「がん治療は非常に高額になることもある。オオタニの並外れた親切心は、バーランド家にとって大きな助けとなったはず」と報じている。
大谷は2025年には自身4度目となるMVPを受賞し、ドジャースの2年連続世界一に貢献。本塁打王に2度輝くなど圧巻の成績を残す一方で、グラウンド外でも示す人間性には、指揮官や現地メディアからも高い評価を受けている。
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