
格闘技イベント「RIZIN 師走の超強者祭り」は31日、さいたまスーパーアリーナにて開催。第5試合は神龍誠が判定3-0でヒロヤに勝利した。
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■「MMAの神童」がヒロヤ下す

(C)RIZIN FF
米国修行を経た両者のハイレベルな一戦にさいたまスーパーアリーナが沸いた。
試合序盤は両者、打撃の攻防から始まった。スーパーマンパンチなどアグレッシブに攻める神龍、プレッシャーをかけながら重い一撃を放つヒロヤ。第2ラウンドには神龍がタックルからテイクダウンを奪い、3分間に渡るトップキープでコツコツと打撃を当て続け、肩固めを狙う。ゴング間際には肘を入れ、神龍が優位に試合を運ぶ。
迎えた第3ラウンド、攻防の中で入ったアイポークにより神龍にドクターチェックが入る。再開後、今度はヒロヤが神龍を持ち上げマウントポジションへ。これは神龍が即座に回避。残り2分、再びグラウンドの展開となり、腕や首を狙う神龍、回避し打撃で応戦するヒロヤの攻防が続く中、終了のゴングが鳴った。
試合の結果は判定にもつれこみ、観客から「赤!」「青!」の声が飛び交う中、判定3-0のフルマークで神龍勝利の声が挙がった。神龍は今年9月、元谷友貴に敗れた後、堀口恭司の誘いをキッカケにアメリカン・トップチーム(ATT)へ移籍。朝倉兄弟率いるジャパン・トップチーム(JTT)所属のヒロヤを撃破し、再びフライ級トップ戦線に返り咲いた。
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