
今週は中山競馬場で中山金杯(芝2000m)が行われる。正月競馬の名物レースに14頭が集結した。
ここでは、過去10年からアンゴラブラックとカネラフィーナにフォーカスしたデータを取り上げる。
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■アンゴラブラックに「2.2.1.2」高好走率データ
アイルランドトロフィー2着から臨むアンゴラブラック。3連勝の勢いそのままに重賞でも好走をはたしたわけだが、今回は牡馬混合戦の重賞替わり。相手関係を含め未知数な部分は多いが、データ面の推し材料はこちら。
・前走OPクラスを4角3番手以内で連対【2.2.1.2】
該当馬の馬券内率は71%。ハンデ戦ゆえ毎年のように人気馬凡走×人気薄激走が発生するレースにあって、軸信頼度の高さが保証されているデータだ。
アンゴラブラックについて補足すると、芝2000mは【3.1.0.0】と抜群の安定感。中山芝2000mは冬競馬の連対から重馬場の勝利、1分58秒2での勝利とあらゆるシチュエーションで大崩れなく走っている。前走から据え置きの斤量55キロも恵まれた部類に入るもの。新春競馬の軸候補として要警戒だ。
■カネラフィーナに“勝ち馬ゼロ”の不穏データ
一方で、5連勝を狙うカネラフィーナには不安あり。デビュー以来馬券外なしという安定株。連勝街道を突き進む上がり馬が2026年の初陣でさらに連勝を伸ばす戦いに挑むが、今回はローテーション面に落とし穴が浮上する。
・前走芝2200m組【0.2.0.11】
昨年は3番人気シンリョクカがふた桁着順の凡走。200mの距離短縮かつ、Bコース替わりの影響で時計が速くなる傾向にあることが上記のデータを生んでいるのだろう。前走芝2200m組×中山金杯のマイナスデータは見逃せない。
芝2000mの持ち時計は1分59秒4というカネラフィーナ。近走の連勝は牝馬限定戦とローカル開催に限定されており、牡馬相手の重賞挑戦に対するハードルは決して低くない。勝ち馬のゾーンに据えるには不安がよぎる。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家馬柱の隅々まで徹底分析を行い、確かな精度で軸馬・妙味馬を抽出する「馬柱探偵」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在は競馬メディア『Winsight』で予想コラム執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。


