
巨人からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた岡本和真内野手が、ブルージェイズと契約合意したと、3日(日本時間4日)に複数の米メディアが報じた。契約内容は4年総額6000万ドル(約94億円)とされている。
2025年にワールドシリーズに進出した強豪との電撃合意が伝えられた岡本。ブルージェイズの現地メディアは、想定される起用法に言及している。
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■複数ポジションでGG賞の実績
29歳の岡本は巨人での11シーズンで打率.277、248本塁打、717打点をマーク。本塁打王に3度、打点王に2度輝き、2023年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝メンバーとして世界一に貢献した。ア・リーグ東地区の強豪に加わり、メジャーの舞台でもその打棒には注目が集まる。
注目されるのが、ブルージェイズでの起用ポジション。岡本は、2021、22年に三塁手、24年には一塁手としてゴールデングラブ賞を受賞するなど、複数ポジションで実績を積んできた。また、23年のWBCでは左翼手として出場するなど、ユーティリティー性にも定評がある。
現地メディア『ブルージェイズ・ネーション』は、3日(同4日)付で「カズマ・オカモトの加入によるブルージェイズのラインナップ予想」と題した記事を公開。その中で、岡本は三塁手としての起用が有力だと伝えている。
記事内では「ブルージェイズには、現在三塁を任せられる日本選手の空きがある」と指摘。昨季はアディソン・バーガー内野手とアーニー・クレメント内野手が併用されていたが、「バーガーはシーズン途中からライトでも起用され、クレメントはユーティリティー性を活かして内野全体で起用された」とし、岡本が三塁のレギュラーを担う可能性が高いと伝えている。
■外野はレギュラー候補が揃う
また、一塁にはチームの主砲であるブラディミール・ゲレーロJr.内野手が君臨しているが、「ゲレーロJr.が負傷した場合や休養時には、オカモトが一塁をカバーすることになるだろう」と複数ポジションでの起用の可能性にも触れている。
一方で、外野については既に有力なレギュラー候補が揃っており、左翼にはアンソニー・サンタンダー外野手やジョージ・スプリンガー外野手が入ると予想されている。
ブルージェイズは今オフ、岡本のほかにも積極的な補強を続けており、世界一奪還に向けた体制を整えつつある。打撃力と守備力を兼ね備える29歳のスラッガーは、強豪で定位置を掴めるのか。今後の起用法に注目が集まる。
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