
卓球の「WTTチャンピオンズ・ドーハ2026」が開催されており、今年最初のWTTシリーズで日本勢が奮闘を見せている。中でも、男子のエースとして充実ぶりが際立つのが、世界ランキング4位の張本智和(トヨタ自動車)である。
中国勢を2試合連続で破り、ベスト8進出を果たした張本智に対しては、ライバルである中国の現地メディアもその好調ぶりを称賛している。
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■昨年は年間王者で進化を証明
今大会で第3シードとして優勝候補にも挙げられる張本智は、初戦から快調な滑り出しを見せた。1回戦では世界ランキング11位の向鵬に3-1、2回戦では同40位の周啟豪にも3-1で勝利し、攻守に隙のないプレーで中国勢を連破した。
中国メディア『捜狐』も、9日付の記事で張本智の“脅威”に言及。「トモカズ・ハリモトの近年の好調ぶりは目覚ましく、昨年のWTTファイナルズでの優勝以降、ますます自信を深めている」と高く評価した。
張本智は、昨年12月の「WTTファイナルズ香港」で初の年間王者に輝いた。また、2025年の国際大会では、世界1位の王楚欽、2位の林詩棟、7位の梁靖崑といった中国トップ選手からも白星を挙げ、トップレベルの実力を証明している。
同記事では、ファイナルズ以降の張本智の変化にも注目。「『日本選手のスピード+欧州選手のトップスピン+中国選手の攻撃的プレー』というハイブリッドなスタイルを技術的に融合させたうえで、トップ選手らしい落ち着きも身につけている」と分析し、技術面、精神面の両面での充実ぶりを伝えている。
なお、張本智は10日の準々決勝で、世界6位のフェリックス・ルブラン(フランス)と対戦予定。昨年のファイナルズ準々決勝では、過去5連敗中だった“天敵”に勝利しており、今回も白星を挙げれば、優勝争いが一気に現実味を帯びてくる。
2026年最初の公式戦で、充実したプレーを続ける張本智。昨年に続く躍進を狙う男子エースが、ドーハの地で優勝争いに絡むのか。今後の戦いに注目が集まる。
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