
フリーエージェント(FA)市場の大物、カイル・タッカー外野手の争奪戦を巡り、メッツの札束攻勢が急加速しているようだ。14日(日本時間15日)、メッツの元GMがラジオ番組に出演し、チームがタッカー陣営に対し、さらなる好条件を提示する可能性を示唆。富裕オーナーであるスティーブ・コーエン氏が、交渉に直接関与していることも明かした。
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■年俸アップ、契約期間も延長
米メディアの話を総合すると、タッカー争奪戦に関してはドジャース、ブルージェイズ、メッツが最終候補として残っている模様。そんな中、メッツがここにきて破格の条件を連発し、他球団を引き離しにかかっているという。
13日(同14日)の段階で、メッツのオファーは「年俸5000万ドル(約79億円)、契約期間は3年」という情報が流れたが、14日(同15日)になり、さらに上積み。「年俸5100万ドル(約81億円)、契約期間4年」にアップする可能性が指摘された。
2003、04年にメッツでGMを務めたジム・デュケット氏は同日、専門局『MLBネットワークラジオ』に出演し、「私が把握している限りでは、メッツは契約期間を(3年から)4年に延ばし、オプトアウト条項を付けた上で、年俸は1年あたり約5000万ドルを提示したようだ」とコメントした。
同氏はさらに「次の注目はメッツがさらに年俸総額を積み増し、平均年俸を(球界最高契約を結んでいる)フアン・ソト外野手の水準(5100万ドル)まで、あるいはそれ以上に引き上げる意思があるかどうかだ」とし、契約期間の延長に加えて年俸増額の可能性も示唆した。
■シャーザーらと同じ流れ
日を追うごとに条件が良化している理由について、同氏は球界随一と言われる富裕オーナーの存在をあげた。「これだけの数字に達してもなお、コーエン氏が直接交渉に関わり、すでに複数回の話し合いが行われていることを考えると、さらに踏み込むのではないかと思えてしまう」と主張した。
「たとえば、メッツでは以前、ジャスティン・バーランダー投手が年俸4300万ドルに到達し、マックス・シャーザー投手も同じく4300万ドルを手にしたが、あの時も今回のような流れだった。もし、チームがタッカーに対してソトと同額のオファーに引き上げたとしても驚くか?私は驚かないね」とし、再びコーエン・オーナーがその財力を見せつけると予測した。
条件面でドジャースとブルージェイズを圧倒する構えを見せているメッツ。札束攻勢でタッカーを射止めるのか。米メディアによると決着は秒読み段階に入っており、「その答えは今週中にも出るかもしれない」と伝えている。
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