
今週は京都競馬場で日経新春杯(芝2400m)が行われる。今年は明け4歳馬vs.古豪の勢力図という様相を呈しているようだ。
ここでは、過去10年から2012年以降の京都開催を参照。ライラックとシャイニングソードにフォーカスしたデータを取り上げる。
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■ライラックに「2.1.1.2」高好走率データ
昨年末は有馬記念に登録も出走叶わず。仕切り直しの一戦に臨むのがライラックだ。明け7歳馬として迎える牡馬混合戦。期待と不安が同居するファン心理が見て取れるなか、データが下した結論は?
・前走GIもしくはGIIで上がり3F最速【2.1.1.2】
該当馬6頭中4頭が馬券内を確保。上級クラスで発揮した切れ味は京都開催の日経新春杯において“最適解”となりうる可能性が高いとのデータが出現した。
これまで3度京都芝外回りを使われてきたライラック。そのすべてがGIにもかかわらず、全レースで上がり3F最速をマークした舞台適性は強調材料となる。ファンの想いを乗せて臨む一戦、末脚炸裂のシーンは想定すべきだ。
■シャイニングソードに立ちはだかる「0.1.0.21」
一方で、3勝クラスを制し勢いに乗るシャイニングソードには鬼門データが浮上。デビューからいまだ馬券外がない安定株。初の重賞挑戦でも注目が集まる1頭だが、今回はローテーションの不安要素が重くのしかかる。
・前走が秋の東京【0.1.0.21】
このなかには3番人気内馬が5頭。人気を背負った馬でも馬券外に敗れており、前走秋の東京組×日経新春杯の相性の悪さを証明するデータとなってしまっているのだ。
シャイニングソードについて補足すると、左回りの成績【3.0.0.0】に対し、右回りは【1.3.2.0】。どちらも成績としては優秀だが“勝ち切る”という部分においては左回りに軍配があがる。左回りの東京から右回りの京都へ。今回の舞台替わりもまた、減点材料と言わざるを得ない。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家馬柱の隅々まで徹底分析を行い、確かな精度で軸馬・妙味馬を抽出する「馬柱探偵」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在は競馬メディア『Winsight』で予想コラム執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。


