
オフシーズン最大の目玉、カイル・タッカー外野手が15日(日本時間16日)、ドジャースとの契約に合意した。米スポーツ専門局『ESPN』の報道によると、契約は4年総額2億4000万ドル(約380億円)で、うち3000万ドルが後払い。2年目と3年目にはオプトアウト権が付与される。
ドジャースのタッカー獲得により、再燃したのがテオスカー・ヘルナンデス外野手のトレード話。右翼手が埋まったことで、守備に課題を抱えるT・ヘルナンデスは左翼手での起用が見込まれる。ユーティリティのトミー・エドマン内野手やアレックス・コール外野手らも控えている現状で、放出に踏み切る可能性はあるのか。
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■「右打ちの長距離砲を失う」
米メディア『ドジャース・ネーション』は16日(同17日)、「ドジャース、タッカー加入後もT・ヘルナンデス放出の可能性は残る」と題した記事を公開。再び浮上したトレード話について持論を展開した。
同記事では、「もし、ドジャースがT・ヘルナンデスをトレードに含めた場合、再び外野手が不足する。タッカー加入前はT・ヘルナンデスが右翼手、アンディ・パヘス外野手が中堅手を担い、左翼手はコールや若手有望株のライアン・ウォード外野手が守ると予想されていた。タッカーをラインナップに加えることで明確なアップグレードとなり、少なくとも開幕時点では新たな外野手を探す必要がなくなる」と言及。エドマンは足首の手術明けのため二塁手で起用し、T・ヘルナンデスをチームに残すべきと主張した。
また、ドジャース打線においては、右打ちの長距離砲を失うデメリットもあると分析。タッカーに大谷翔平投手、フレディ・フリーマン内野手、マックス・マンシー内野手と左の強打者が多く、T・ヘルナンデスを失うと打線のバランスが偏る恐れがあると注意を促した。
昨季は打撃成績が低下したものの、5年連続で25本塁打以上を記録しているT・ヘルナンデス。同メディアは、実際に成立する可能性は低いと伝えているが……ドジャースは新たな動きを見せるのか。
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