
MLB公式サイトは21日(日本時間22日)、「今永昇太投手は2026年に復活できるか?その条件とは」と題した記事を掲載。昨季苦戦を強いられた左腕を分析し、復活に必要な3つの要素をピックアップした。
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■被弾増加の原因は……
2024年にカブスに入団した今永は、29先発で173回1/3イニングに登板。15勝3敗、防御率2.91、174奪三振の好成績で鮮烈なデビューを飾った。一方で、2年目の昨季は故障離脱も影響し、25先発で144回2/3イニングに登板。9勝8敗、防御率3.73とやや苦戦。とりわけ後半戦は成績が悪化し、リーグワースト2位の31被弾、三振割合も低下するなど振るわなかった。
MLB公式サイトが掲げた「今永の復活に必要な3つの鍵」――1つ目はフライボールを減らすこと。回転数の多いフォーシームを高めに多投するスタイルも相まって、メジャー2年間での今永は「フライボール率36.0%」を計測。500回以上の打球を記録した139投手の中で最多になるという。1年目に32.9%、2年目には39.5%に増加している点にも警鐘を鳴らした。
さらに重要なのが、引っ張って打ち上げられた打球割合がリーグ3番目の高さになるとのこと。安打になりやすいケースを多く生み出しており、被弾も自ずと増えている。
■制球の改善も仇になる「球速低下」
今永復活の鍵、2つ目は空振りを増やすこと。同記事では、三振割合と空振り率が軒並み低下したことで、フライボールピッチャーの今永は大きな影響を受けたと分析する。コンタクトされるケースが増えたため、制球の改善すら仇になるという落とし穴も見られた。
そして3つ目は、フォーシームの球速を取り戻すこと。昨季の今永は、1年目の平均91.7マイル(約147.5キロ)から90.8マイル(約146.1キロ)に減少。スプリットの空振り率にも悪影響を及ぼし、被弾増加の要因になったという。昨季メジャー全体では、先発投手のフォーシームの平均球速が94.1マイル(約151.4キロ)を計測。アベレージを下回る今永にとって、わずかな球速低下も命取りになるとされた。
公式サイトは、「今永は、つい1年前まで球界屈指の先発投手の1人だった。2025年は苦しんだものの、完全復活は十分可能で現実的だ」と言及。ベテラン左腕の巻き返しに期待を寄せた。
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