
守備力に難があるドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手を巡っては、トレードの噂が絶えない。そんな中、地元メディア『ドジャース・ネーション』のダグ・マケイン記者は21日(日本時間22日)、改めて放出反対を唱えた。カイル・タッカー外野手の加入が決まり、今季は左翼を守ることが想定されているが、果たしてどうなるか。今後の動向が注目されている。
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■「あの笑顔は代え難い」
昨季は右翼手としてプレーしたT・ヘルナンデス。拙守や緩慢な動きが散見し、守備面ではリーグ最低レベルの成績だった。そのため、守備力には目をつむっても打撃力を強化したいロイヤルズなどが補強候補としてピックアップ。米複数メディアも「トレード交渉の場でT・ヘルナンデスの名前が出ている」と報じていた。
そんな中、“放出容認論”に異を唱えたのが、『ドジャース・ネーション』のダグ・マケイン記者。「テオをトレードに出すなんて絶対にあり得ない。彼はクラブハウスのリーダーとして存在感があり、(実際のプレーだけでなく)目に見えない貢献度も高い。例えば、誰が代わりにあのヒマワリの種を投げるんだ? まあ確かにドジャースタジアムの清掃スタッフは喜ぶだろうけどね。仕事が減るからさ」とジョークを交えて、トレード反対を明言。
さらに「(もし放出すれば)ドジャースの打線にとっても負担が増えることになる。左投手相手に強打できるのは誰なんだ? 誰があの喜びをもたらしてくれるんだ?あの10億ドル級のメガワットな笑顔は誰が見せてくれるんだ?」と一気にまくし立てた。
■「大失敗になるだろう」
そして、マケイン記者は「私にとって、テオをトレードするという考え自体、最初から論外だった。彼がポストシーズンでどれだけ優れているか、そしてチーム内で果たしている役割を考えれば、もしドジャースがそれをやったら、とてつもない大失敗になるだろう」と強く訴えかけた。
新戦力タッカーを加えた結果、ドジャースの今季外野陣は左翼にT・ヘルナンデス、右翼にタッカー、中堅にアンディ・パヘス外野手という組み合わせが濃厚。ただ、タッカーは外野のいずれのポジションも経験があり、中堅にトミー・エドマン内野手を起用し、左翼にタッカーを回すことも不可能ではない。
仮にT・ヘルナンデスが先発から外れた場合、トレード話が再燃することは必至。米誌『ニューズウィーク』も「ヘルナンデスは攻守両面で、これまでより優れたパフォーマンスを見せるしか自らの価値を証明する手段はない」と言及。実力でトレードの噂を封印するように求めた。
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