
米スポーツメディア『The Athletic』は29日(日本時間30日)、WBC米国代表マーク・デローサ監督のインタビューを掲載。指揮官は、昨季限りで現役引退したクレイトン・カーショー投手を招集した理由など多くの話題について答えた。
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■残るポジションは「1つか2つ」
米国代表はアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)をはじめ、カル・ローリー捕手(マリナーズ)やボビー・ウイットJr.内野手(ロイヤルズ)らスーパースターがずらりと並ぶ。投手陣もタリク・スクーバル投手(タイガース)、ポール・スキーンズ投手(パイレーツ)という両リーグのサイ・ヤング賞投手が加わり、優勝候補筆頭のドリームチームが結成された。
そんな米国代表を率いるマーク・デローサ監督が今回、『The Athletic』のインタビューに応じ、様々な質問に答えた。
チーム作りは順調に見えるが、確定できていないポジションも「1つか2つある」と明言。「1つは先発投手。1つは野手」と話し、最後のポジションについては、ユーティリティ性のある選手を希望していると話した。
「実は(コディ・)ベリンジャーに目をつけていた。彼はまさにその役割にぴったりだと思っていた。だけど、ヤンキースとの契約など色々あってね、最終的に出ないと決めたんだ。その決断については十分に理解しているよ。だから、(探しているのは)ああいうタイプの選手だね」とした。
■「1回か4回か全く投げないか」
また、昨季限りで現役を引退したカーショー投手を選出した理由についても言及。采配を振るう上で、前回大会で苦労した1つに投手起用があったという。各球団は、球数や登板間隔など様々な制約を付けた上で選手を代表に送り出す。
しかし、実際の試合では想定外の展開も続出。もし立て続けに打ち込まれたら、継投に踏み切るしかないが、その試合でリリーバーを使い切ってしまうと、登板間隔の制約に引っかかり、翌日の試合で投げる投手がいなくなるという危険性もある。そこで、“縛りのない”カーショーに白羽の矢を立てたという。
「前回大会を振り返って、ロングリリーフ要員が必要だと感じた。でも、問題は誰がそれをやってくれるのかということ。シーズン開幕に向けて調整している中で、『1イニング投げるかもしれないし、4イニング投げるかもしれないし、もしかしたら全く投げないかもしれない』なんて役割を、球団が許可してくれる選手なんてほとんどいない」と指摘。
その上で「最悪の事態になった時、60球くらい投げてくれる投手をどう確保するかということが問題だった。それでカーショーが頭に浮かび、話を持ちかけたら、彼はすぐに乗ってくれた」と経緯を明かした。
侍ジャパンの前に立ちはだかる米国代表。最終メンバーの人選も気になるところだ。
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