
ミラノ・コルティナ冬季五輪は9日(日本時間10日)、スノーボード女子ビッグエアの決勝が行われ、村瀬心椛(TOKIOインカラミ)が合計179.00点をマークして金メダルを獲得した。
村瀬は日本女子スノーボード界で史上初の金メダルという偉業を達成。海外メディアも、21歳の快挙に称賛の声を送っている。
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■「五輪の金メダルは夢」
前回の北京大会では、日本女子史上最年少の17歳3カ月で銅メダルに輝いた村瀬。2大会連続出場となった今大会では、さらに進化した姿を見せつけた。
1回目にはバックサイド・トリプルコーク1440(4回転)を成功させ、89.75点をマークして首位に立つ。2回目はフロントサイド・トリプルコーク1260(3回転半)と判定され、72.00点にとどまったが、迎えた3回目には縦3回転、横4回転のフロントサイド・トリプルコーク1440を成功させ、89.25点を獲得。ゾイ・サドフスキシノット(ニュージーランド)を上回り、金メダルを手にした。
この快挙を受けて、米メディア『NBCスポーツ』は「日本のムラセが2度の“トリプル1440”を成功させ、サドフスキシノットを抑えて金メダルを獲得」と見出しを立てて報道。
記事ではさらに、「表彰台を争う強豪がひしめく中、現世界チャンピオンのムラセは、1本目にバックサイド・トリプルコーク1440を成功、3本目には完璧なフロントサイド・トリプルコーク1440を成功させた」と高い評価。また、五輪の公式インスタグラムでも「誰も上にはいない。スノーボードの女子ビッグエアで歴史的金メダルを獲得」とのコメントとともに、動画付きで報じられた。
村瀬は試合後に、「今までスノーボードしかやってこなかったので、スノーボードに懸けた人生を送ってきた。小さいころから“五輪のスノーボードで金メダルを獲る”というのは夢だったので、それが今日現実になって嬉しいですし、もっと頑張らないといけないという目標ができた日でもありました」とコメント。喜びとともに、今後へのさらなる決意を口にした。
男子ビッグエアで金メダルを獲得した木村葵来(ムラサキスポーツ)に続き、今大会日本勢2つ目の金メダルをもたらした村瀬。五輪の大舞台で最高難度の技を成功させた21歳が、世界の頂点に立った。
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