
ワールドシリーズ3連覇を狙うドジャースは、バッテリー組が13日(日本時間14日)、野手組が17日(同18日)にキャンプ初日を迎える。これに先立ち、米スポーツメディア『The Athletic』は、「スプリングトレーニングが開幕、ドジャースに浮上する3つの重要な疑問」と題して記事を公開。同メディアのケイティ・ウー記者が、現時点で注目すべきポイントを紹介した。
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■今季は開幕から「投打二刀流」
春季キャンプを迎えるにあたって、『The Athletic』はドジャースの注目すべき3つのポイントを挙げた。
最初の“疑問”は「投手オオタニの登板間隔はどうなるか」というもの。今季の大谷翔平投手は2024年のドジャース加入以来、初めてシーズン開幕から「投打二刀流」でプレーする。
これまでは23年9月に受けた右肘手術の影響により、投手としては24年が全休で、25年6月に復活のマウンドを踏んだ。そして迎えた今年、手術前と同様の完全体として開幕から通常通り先発ローテーションをこなせるか、そこにはままだ疑問符が付くという。
ケイティ・ウー記者は「オオタニは開幕からローテーション入りする見込みだが、中5日といった通常の登板間隔では起用されない予定だ。これはデーブ・ロバーツ監督が昨年から強調してきた方針」と記した。
昨季は中6日以上の間隔を空けてマウンドに上がった大谷だが、今季も少なくとも開幕からしばらくは「休養日を設定し、中6日や中8日になる可能性がある」と同記者は指摘。投手としての通常負担に慣れるため、段階的に負荷をかけていくと予想した。
■スロー調整のスネルも不透明
大谷の登板間隔を“疑問”の1つに挙げた同記者だが、「先発ローテーションの見通し」も注目ポイントに選んだ。
「オオタニの負担は常に懸念材料だが、(スロー調整を明言した)ブレイク・スネル投手も開幕に間に合うか不透明。昨季タイラー・グラスノー投手は先発として18試合、佐々木朗希投手も11試合しか登板しなかった」とし、ワールド・ベースボール・クラシックに参加する山本由伸投手の登板過多ぶりも含めて「少なくとも3月~4月にかけては、先発陣が何らかの制限を受ける可能性が高い」と指摘した。
その上で、ロバーツ監督がどういうローテを採用するのか、そしてエメット・シーハン投手やギャビン・ストーン投手ら先発候補のうち、誰が“穴埋め”として起用されるのか関心を寄せた。
残る1つの“疑問は”「カイル・タッカー外野手やエドウィン・ディアス投手という大物新加入選手がどのようにフィットしていくのか」だった。
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