
卓球の「シンガポールスマッシュ2026」は27日、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング10位の早田ひな(日本生命)は同5位の蒯曼(中国)と対戦。ゲームカウント3-2で勝利し、準々決勝進出を決めた。
過去対戦で3戦3敗と苦しんできた相手から勝利を収めた早田。試合後には自身の戦いを振り返り、卓球への向き合い方を明かした。
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■中盤対策に遭うも「気持ち」で初勝利
早田は昨年から今年にかけて3敗を喫していた蒯曼を相手に、立ち上がりからサービスに変化をつけるなど対策を講じて挑んだ。
第1ゲームを11-7、第2ゲームを12-10で奪い好スタートを切ると、中盤以降は蒯曼の修正力の前に後手に回る場面も見られた。それでも粘り強く対応し、最終第5ゲームではビハインドの状況から終盤に逆転。13-11で奪取し、悲願の初勝利をつかんだ。
早田は試合後に、「1、2ゲーム目は対戦が決まってから練習していたことをしっかりやることができて、3、4ゲーム目は流石のスピードで修正をしてきて、なにもできないような状態だった」とコメント。それでも、「5ゲーム目はそんな中でも、自分ができることをしながら試合をすることができたので、多少ラッキーな部分もあったんですが、気持ちの面で思いきってプレーをすることができた」と最後まで気持ちを切らさず戦えたことを勝因に挙げた。
そんな早田だが、試合中の厳しい局面でも笑顔を見せる場面は少なくなく、常に卓球を楽しむ姿勢を忘れないことを「自分の良さ」だと説く。
早田は、ミラノ五輪でフィギュアスケート女子の金メダルに輝いたアリサ・リュウ(米国)の名を挙げながら、「もちろん彼女はメダルを目指していたとは思うんですけど、メダルを獲ることよりもこの会場で自分が満足のいくパフォーマンスをみんなに見てもらうのが彼女の最優先だったと思う。私もそういう感じで『私の卓球をみんなに見てほしい』という気持ち」と言及。自身の卓球スタイルに対する考えを明かした。
早田は今大会、張本美和(木下グループ)との女子ダブルスで決勝に進出している。勢いに乗る中、シングルスでもベスト8入りを果たしたサウスポーの今後の戦いにも注目が集まる。
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