
ドジャースのブレイク・スネル投手が開幕に間に合わないことが決定的になった。27日(日本時間28日)、米複数メディアが報じた。すでにオープン戦も始まっているが、同投手は平地でのキャッチボールに終始。米スポーツメディア『The Athletic』などは、「開幕は負傷者リスト(IL)入りが、ほぼ確実」と伝えた。エース左腕が離脱した場合、先発ローテーションはどうなるのか、関心が集まっている。
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■米記者「調整は大きく出遅れ」
スネルは昨季も左肩の張りを訴え、長期に渡り戦線離脱。レギュラーシーズンは、わずか11試合の登板にとどまった。それでもポストシーズンでは3勝2敗の成績を残し、ワールドシリーズ第7戦ではリリーフ登板するなどチームの世界一連覇に貢献した。
しかし、左肩は依然として万全とは言えず、今オフは理学療法を受けて回復に努めてきた。ただ、先日は自ら「スロー調整」を宣言し、開幕に間に合わない可能性を示唆していた。
米地元紙『カリフォルニア・ポスト』のジャック・ハリス記者によると、取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「スネルの調整は前進しているが、開幕に間に合わせるのは難しいだろう」と話したという。
MLB公式サイトのソニア・チェン記者も「スネルは、これまでキャッチボールを90フィートまでしか行っていない。近いうちに120フィートまで距離を伸ばす予定ではあるが、それでもレギュラーシーズン開幕に向けた調整としては大きく遅れている状況だ」と指摘した。
■指揮官「まだ分からない」
その上で、同記者はシーズン序盤の先発陣を予想。山本由伸、大谷翔平、タイラー・グラスノー、エメット・シーハン、佐々木朗希の名前を挙げた。そして、ローテの谷間を埋め、ロングリリーフに対応する投手として、ギャビン・ストーンとジャスティン・ロブレスキーを指名した。
ただ、キャンプ期間はまだまだ残っており、ここから競争は激しさを増す。ロバーツ監督も「キャンプを打ち上げた後、どうやってベストな選手でロースターを埋めていくか……。まだ分からない」とコメント。「特に先発投手がどこまで球数やイニングを投げられる状態に仕上がっているか、そしてブルペンから出てくる投手が、どれだけ長いイニングを投げられるかという点には注意を払わなければならない」とし、“すべてはこれから”という姿勢を示した。
2度のサイ・ヤング賞受賞を誇る左腕の穴を誰がどう埋めるのか、序盤戦の注目ポイントとなりそうだ。
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