
卓球の「シンガポールスマッシュ2026」は2月28日に女子ダブルスの決勝が行われ、張本美和(木下グループ)/早田ひな(日本生命)ペアは長﨑美柚(木下アビエル神奈川)/申裕斌(韓国)組と対戦。ゲームカウント3-0で勝利し、優勝を果たした。
日本女子屈指の実力者である張本美と早田がタッグを組み注目を集めた今大会。日本ペアとして初の優勝を成し遂げた張本美が、新ペアへの手応えを語った。
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■中国の次世代ペアからも会心勝利
張本美と早田は、2023、25年の混合団体ワールドカップに出場した実績があり、24年のパリ五輪では決勝の中国戦でサプライズ起用された。これまで限定的だった日本のエース格2人が、WTTシリーズで初めて本格的にペアを組み、シンガポールの舞台に挑んだ。
“みわひな”ペアは今大会、ベンチコーチを置かず積極的にコミュニケーションを取りながら勝ち上がった。準決勝では蒯曼/陳熠(中国)というシングルスでトップ10入りする次世代ペアと対峙し、3-1で快勝。その勢いのまま臨んだ長﨑/申裕斌の国際ペアとの決勝でも、張本美の総合力と早田のレシーブ、両ハンドでの強打が光りストレート勝ち。日本選手として初のグランドスマッシュ制覇を成し遂げた。
張本美は「女子ダブルスは五輪種目にも入りましたし、これからダブルス種目がより大事になってくる」と2028年ロサンゼルス五輪に向けた同種目の重要性を説きながら、「すごく組みやすかったですし、ダブルス種目は話し合うことが一番大切だと思っている。シングルス種目とは全く違いますし、シングルスが強いからダブルスが良いというわけではない。今回早田選手と組んですごく良かったと思います」とコメント。新ペアへの手応えを口にした。
2年後のロサンゼルス五輪では、2004年アテネ大会以来となる男女ダブルスが復活する。そんな中で日本女子屈指の実力者である張本美と早田がグランドスマッシュを制した意義は大きい。全日本選手権では3年連続で決勝を戦ってきた右の張本美、左の早田というダブルエース体制が今後も現実味を帯びる中、総合力に優れる両者のペアが成熟度を高めれば、パリ五輪で示したような中国のエースペアとも互角に渡り合える可能性を秘めている。
シンガポールの最高峰の舞台で日本選手として初のグランドスマッシュ制覇を果たした“みわひな”ペア。初出場初優勝でそのポテンシャルを示した新コンビが今後も定着するのか、注目が集まる。
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