
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する米国代表は2日(日本時間3日)、アリゾナ州フェニックスでチームとしての活動をスタートさせた。これに先立ち、主将を務めるアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が、士気を高めるために選手・スタッフの前でスピーチを行ったが、これに対して「彼は最高の打者かもしれないが、リーダーではない」などの声が寄せられ、不評を買っているという。
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■「ヤンキースが勝てないのも納得」
3日(同4日)にはジャイアンツと強化試合を行い、15-1で大勝したWBC米国代表。優勝候補らしいド派手なスタートを切ったが、一方でチームをけん引する主将のスピーチは評判が良くないという。
選手やスタッフたちの前で、ジャッジは「家に残してきた家族のために犠牲を払う。祖国のために犠牲を払う。そして、泥まみれで戦っている兄弟のような仲間たちのために自分を捧げるんだ」と自己犠牲と一致団結の精神を訴えた。
さらに、優勝から遠ざかっていることを念頭に「今の俺たちは劣勢だ。少しボロボロかもしれない。でも、こんな時こそお互いに支え合おう。俺たちはすべてを懸けて戦うんだ。それができれば、金メダルを持ち帰ることができる。俺はそう信じている」と語りかけた。
しかし、力強さに欠け、淡々と笑顔で話す姿に違和感を覚えたファンも多かったようで、この模様がMLB公式Xで公開されるとSNS上では不満の声があがった。
「たぶん今まで見た中で、一番やる気が出ない“モチベーションスピーチ”だ」「あのスピーチは退屈すぎて眠くなるレベルだった」「ヤンキースがプレーオフで勝てないのも納得だ。これはモチベーションスピーチじゃないよ」など辛辣なコメントが寄せられた。
■「誠実だがインパクトに欠ける」
米メディアも反応。『FOR THE WIN』は、「ジャッジ、刺激に欠けるスピーチで酷評される」という見出しを掲げ、ファンの声を紹介。その上で「本大会ではもう少し熱の入った話をしてくれることを期待したい」と伝えた。
また、『ESSENTIALLY SPORTS』も「ジャッジ、米国代表を奮い立たせるはずのスピーチが裏目に出て、米国中から批判を浴びる」として、識者の「史上最悪のスピーチ」という指摘を掲載した。さらに、前回大会で大谷翔平投手(ドジャース)が発した「憧れるのをやめましょう」という名セリフと比較。「オオタニはプレッシャーのかかる状況で、言葉がチームを奮い立たせることを証明した」とする一方で、「ジャッジのスピーチは誠実ではあったものの、オオタニのような勢いやインパクトに欠けており、彼が言葉でチームを鼓舞する力を持っているのか疑問視する声も出ている」とした。
ジャッジは当初、スピーチする予定がなかったという。何を話すべきか定まっていなかったことが、今回の迫力不足につながった可能性はある。
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