
「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の1次ラウンドを辛くも突破した米国代表のマーク・デローサ監督が12日(日本時間13日)、記者会見に出席。カナダとの準々決勝に向けた展望より、波紋を呼んだ自身の発言の釈明に追われた。
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■「自信過剰だっただけ」
10日(同11日)に行われた1次ラウンド・イタリア戦を前に、デローサ監督は米専門局『MLB Network』の番組「Hot Stove」に出演。その際、「イタリアには多大なる敬意を払っている。もう準々決勝進出は決まっているが、この試合は勝ちにいきたいと思っている」とコメントしていた。ただ、この時点で米国は3勝0敗という好調ぶりだったが、まだ勝ち抜けは決まっていなかった。
そして、迎えたイタリア戦は6-8でまさかの敗戦。その結果、翌日のメキシコ-イタリア戦次第では1次ラウンドで敗退という局面にまで追い込まれた。
そのため、「監督が突破条件を勘違いし、消化試合だと思っていたのではないか」「計算を間違えていたため、勝利が求められる試合でスタメンを変更したのではないか」などの批判が殺到した。
結局、イタリアがメキシコに勝利したことで、他力ながら米国は準々決勝進出を果たした。ただ、“デローサ発言”は尾を引いており、この日会見に出席した同監督は、物議を醸した自身の発言について釈明せざるを得なかった。
■「ミスと認めて責任を」
「事実とは異なる話が広まっているようだ。あらゆるシナリオを考慮し、イタリア戦に勝たなくてはいけないということはもちろん知っていた。同率で並んだ場合のことも理解していた」と強調。「『Hot Stove』での発言は、ただの自信過剰だった。それだけだ。(前日に難敵の)メキシコを下し、チームの状況に満足していたんだ」とし、突破したのも同然と考えていたために出た発言だったと訴えた。
ただ、必死の釈明も実らず、SNS上では言い訳と捉えられ、「彼は事態をさらに悪くした。『自分のミスだった。でも、(準々決勝に向けて)チームは準備ができている』と言えばいいだけなのに」「これでは話が長引き、世間の見方は『お前は無能で嘘つきだ』というものになる」「私なら自分のミスと認めて責任を取る」など厳しいコメントが並んだ。
今回の会見中にも「イタリアも2勝0敗、我々も2勝0敗という中で試合を迎えた」などと発言(正しくは米国3勝0敗)。すでに求心力の低下が指摘され始めており、“失言”の連発がスーパースター軍団に影を落としている。
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