
野球の世界一決定戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」日本代表・侍ジャパンは14日(日本時間15日)、米フロリダ州マイアミのローンデポパークでベネズエラ代表との準々決勝に臨む。
相手先発は、レッドソックスのレンジャー・スアレス投手。侍打線は、昨季12勝を挙げた技巧派左腕を攻略できるか。ここでは、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』でスアレスの特徴を整理してみる。
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■左打者はシンカー多投で翻弄
スアレスの昨季登板ハイライト
現在30歳のスアレスは、2018年にフィリーズでメジャーデビュー。22年には29先発で初の二桁勝利10勝をマーク。24年と25年には、2年連続で12勝を記録しローテーションの柱として活躍した。
球種割合を掘り下げると、昨季は投球の28.5%がシンカーで、チェンジアップ19.1%、カットボール17.4%、カーブ16.2%と変化球中心の配球。フォーシームは全体の14.7%のみで、時折スライダーも投じるなど相手に的を絞らせない投球を得意とする。キャリアを通してゴロ率が常に高く、制球力も優秀。ハードヒットを許さない技巧派左腕だ。
球界でも有数の「左打者キラー」で、メジャー通算8シーズンで対左打者は被打率.209、OPS.570を誇る。前述した球種割合も、左打者のみに限定するとシンカーが45.5%まで跳ね上がる。内角膝元に沈む同球種を中心に、外角へ逃げるスライダーとカーブで相手を翻弄する。
侍打線で対戦経験があるのは、大谷翔平投手(5打数1安打1四球)と鈴木誠也外野手(6打数2安打2四死球)のみ。強打の左打者が揃う侍ジャパンにとって、試合序盤は苦戦を強いられる可能性もありそうだ。
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