
米スポーツメディア『The Athletic』は19日(日本時間20日)、メジャーの先発投手をランキング化し、上位50人を発表した。球団幹部、スカウト、アナリストら識者20人にアンケートを取り、順位を決定。その結果、ドジャースの山本由伸投手が4位、大谷翔平投手が9位に入った。
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■スキーンズとスクーバルは別次元
『The Athletic』は「2026年エースプロジェクト:MLB関係者が先発投手を格付け 単なる1人の投手か、それとも真のエースか」と題し、特集記事を組んだ。
識者20人にアンケートを取り、上位50人を選出。その中で「Tier 1(別格の最上位)」~「Tier 5(4番手、5番手クラス)」まで5層に振り分け、総合順位を発表した。
満場一致でナンバーワンと認められた投手たちが入る「Tier 1」には、ポール・スキーンズ(パイレーツ)とタリク・スクーバル(タイガース)の2人が名を連ね、同率1位となった。
続く「Tier2(エース)」は、「レギュラーシーズンを通して、そして10月のポストシーズンでも信頼して任せられる投手たち」という定義付けがなされ、ここには5位クリストファー・サンチェス(フィリーズ)、4位山本、3位ギャレット・クロシェ(レッドソックス)の3人が入った。
■二刀流のスケジュールに注目
同メディアは山本について、「彼が他の投手たちと一線を画しているのは、ボールそのもの以上にその組み立てにある。試合の流れに応じて投球の形を変えていくため、打者は同じ投手と対戦していながら、まるで3、4人違う投手と対戦しているような感覚に陥る。ある球団幹部は『独創的で、他の投手とは違う形で相手を支配する』と表現した」と伝えた。
そして、「真のエースになり得る存在」と定義付けされた「Tier3(エースへの扉を叩く者)」には大谷が入り、同率9位にランクイン。同メディアは「昨季は手術明けで調整途上にあった。しかし、DHとして55本塁打を放つ日々を送りつつ、投手としても十分に見栄えのする内容を示した」と評価した。
その上で「この春、ドジャース周辺からはオオタニがサイ・ヤング賞獲得を強く望んでいるという発言が相次いでいる。そのため、今季は投手起用を重視したスケジュールに移行するのかどうか、という点も大きな注目を集めそうだ」と指摘した。
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