
ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地で行われたエンゼルスとのオープン戦に「1番投手兼DH」の二刀流で先発出場。投手としては4回0/3を投げて4安打3失点ながら、奪三振は「11」を数える快投だった。デーブ・ロバーツ監督は、大谷がサイ・ヤング賞を獲得できる可能性はあるかと問われ、「十分に現実味がある」と話した。
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■トラウト斬り含む4回11K
3月31日(日本時間4月1日)のガーディアンズ戦で今季初登板することが、すでに決定している大谷。開幕前最後のマウンドとなったこの日、圧巻の奪三振ショーで順調な調整ぶりを見せた。
初回は先頭のザック・ネト内野手、続くマイク・トラウト外野手を2者連続三振に仕留めるなど、古巣相手に上々の滑り出し。2回以降も三振の山を築き、結局4回0/3を投げて、4安打3失点ながら11奪三振をマーク。制球を乱して首を傾げる場面もあったが、最速は98.5マイル(約158.5キロ)を計測した。
ロバーツ監督は、大谷の投球内容について「シンカーが決まっていたし、カーブも良かった。左打者も右打者も、いろいろな球種で三振に取っていた。それが彼の自信の表れだ」と指摘。
■開幕へ「準備万端」
さらに「彼はオープン戦で2試合投げたが、2回とも強度があったし、集中力もあった。実行力というか、そういったものはすべて備わっていたと思う。もう(開幕へ向けて)準備万端だよ」と評価した。
また、同監督は試合前会見でも「投手・大谷」に言及。記者からの「サイ・ヤング賞を獲ることは可能か」という趣旨の質問に対して、「候補に入る。疑いの余地はない」と返答し、期待感をにじませた。
打者も続けながら先発ローテーションを守ることは、体への負担が大きい。ただ、サイ・ヤング賞を獲ろうと思えば、しっかり登板回数を重ねることが重要になる。
この点について同監督は「実際にどんな運用になるか分からない。ただ、少なくとも毎回きっちり中6日や中7日で投げる形ではないだろう。シーズンを通して投げたいという本人の意欲は非常に高いし、それは十分に現実的だと思う。あとは、それをどう管理しながら進めていくかが一番大きな課題になる」とした。
二刀流としてフル稼働する今季、休養日の設定を含めてコンディション管理がカギを握りそうだ。
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