
23日(日本時間24日)のエンゼルス戦で先発し、再登板を含めて計2回0/3を投げて無安打5失点、6四球2死球という大乱調に陥った佐々木朗希投手(ドジャース)。惨劇から一夜明け、地元メディアは「ササキは壊れた」と辛らつに指摘した。
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■OP戦の防御率は15.58に悪化
佐々木はエンゼルス戦に先発し、1回一死も取れずに途中降板。2回から再登板し、計2回0/3を投げて無安打5失点、6四球2死球という乱調ぶり。投じた66球のうち、ストライクはわずか32球だった。これで4試合に登板したオープン戦の防御率は15.58とさらに悪化した。
マイナー降格を告げられてもおかしくないレベルだが、24歳の右腕は30日(同31日)のガーディアンズ戦で先発登板することがすでに決まっている。デーブ・ロバーツ監督は「彼を4戦目で起用することに迷いはないか」と記者から問われると、「それはない。私は彼を信じている。本当に信じている。ベンチで彼にもそう伝えた」と明かし、開幕は先発ローテーションの一角に入ることを改めて明言した。
ただ、制球難が一向に改善されない佐々木に対し、米メディアの視線は冷ややか。地元紙『カリフォルニア・ポスト』のディラン・ヘルナンデス記者は24日(同25日)、「ササキが壊れた。なぜストライクを投げられないのか、彼自身にも分からないようだ」と厳しく指摘。
■再建可能?「誰にも分からない」
その上で「ドジャースは彼を再建しなければならない。しかし、どのように再建するのか。そもそも再建が可能なのか、それも誰にも分からない」とし、現状を“重症”だと伝えた。
同記者は「ササキがシーズンをどのレベルでスタートさせるのか、それは長期的には重要ではない。いずれ彼はマイナーリーグに降格するだろう」と指摘。そして「マイナーに行ってからは、彼が日本で無双していた20、21歳頃の姿に戻すことがドジャースの仕事になる。それが無理であれば、投手として新しいスタイルを築くのを助ける必要がある」と踏み込んだ。
昨年の加入当初は、サイ・ヤング賞に輝いた23歳のポール・スキーンズ投手(パイレーツ)と比較されていた佐々木。しかし、今や見る影もなく、同記者も「2人を比較していたころが、遠い昔のようだ」と記した。
ただ、佐々木自身は課題と向き合う姿勢を見せており、同記者は「彼はようやく自身の置かれた立場や状況を理解したということだろう。それが問題解決の第一歩になる」とした。開幕後、復調してメジャーの舞台で戦い続けるのか、マイナーでやり直すのか。球団の育成プランにも注目が集まっている。
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