
今季ブルージェイズからメッツへ移籍したボー・ビシェット内野手が苦戦している。パイレーツとの開幕3連戦は打率.071(14打数1安打)に終わり、喫した三振は8。3戦目にはニューヨークのファンから早くもブーイングを浴びた。フリーエージェント(FA)市場の大物として騒がれ、3年総額1億2600万ドル(約202億円)という大型契約で移籍したスター選手だが、巻き返しなるか注目される。
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■本人はブーイングに理解示す
昨季ワールドシリーズでは大谷翔平投手から本塁打を放つなど、日本のファンにも強烈なインパクトを残したビシェット。今季から活躍の舞台をトロントからニューヨークへ移したが、新天地でのパフォーマンスはここまで期待外れとなっている。
開幕3連戦は14打数1安打で、三振は8。高いコンタクト能力を誇る実力者としては目を疑う数字となった。
そのため、メッツファンから早くもブーイングを浴びた。パイレーツとの3戦目、2-2で迎えた7回。2死二、三塁というチャンスで、あえなく空振り三振。そして、この結果が初めてのブーイングにつながった。さらに3-4の延長10回、1死二塁の好機でも遊ゴロに倒れて再びブーイングが飛んだ。
ただ、ビシェットは試合後、「どちらかといえば、(ブーイングが出るのが)遅すぎると思った。気持ちは分かる。私の打席内容はひどかったから」とファンの反応に理解を示した。
これまでビシェットは遊撃手としてプレー。二塁も守ったことはあるが、メッツでは三塁手に初めて挑戦している。しかし、前日の試合で送球エラーを犯すなど、まだまだ不慣れ。このため、守備練習に費やす時間が増えている。
■「自分らしさを取り戻す」
本人もこのコンバートが打席でのパフォーマンスに影響していると認めた上で、「もっと集中して打席に入らないといけない。プロセスにもっとしっかり向き合う必要がある。決定的な仕事をしてやろうという気持ちが強すぎるのかもしれない。だから、もう一度自分らしさを取り戻し、やるだけだ」とコメントした。
ビシェットは昨季までトロントに本拠地を置くブルージェイズに所属。看板選手として人気を集め、ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート・ペアで金メダルに輝いた「りくりゅう」の三浦璃来も「推し」と公言。「りくりゅう」の練習拠点がトロント近郊のオークビルにあったことが、応援するきっかけとなったが、今では「(移籍先の)ニューヨークに応援に行きたい」と語るほど。
昨季は139試合に出場し、ア・リーグ2位となる打率.311をマークし、18本塁打94打点を記録したビシェット。30日(同31日)のカージナルス戦では、決勝点となる勝ち越し適時打を放ってみせた。火を噴くのは時間の問題だと思われるが、目の肥えたニューヨーカーの期待に応えられるか。巻き返しに注目だ。
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