
今季からメジャーリーグで導入された、自動ボールストライク(ABS:Automated Ball-Strike)チャレンジシステム。いわゆる「ロボット審判」を利用し、選手が球審の判定に異議を唱えることができる新しいシステムが、各地で反響を呼んでいる。
ファンやメディアからは好意的に受け取られている一方、目の前で判定を覆される球審にとっては精神的なストレスも伴う。2日(日本時間3日)のブレーブス戦では、オジー・オルビーズ内野手がチャレンジの結果が出る前に四球を確信し、一塁へ歩き出す一幕もあった。
◆【実際の動画】オルビーズ、ABSチャレンジで判定が覆る前に「確信歩き」で一塁へ!球審もさすがに気の毒……
■オルビーズの判断は正しかったものの……
ABSチャレンジシステムは、各チームの打者、投手、捕手のみに1試合2回まで権利が与えられる。チャレンジが成功すれば回数は減らず、延長戦になった場合は「権利が残っていれば、使い終わった次のイニングから」「残っていなければ、突入してすぐに」1イニングごと上限1回まで、何度でも権利が再獲得できる。二刀流登録の選手を除き、野手が登板した場合は権利を有さない。
MLB審判のパフォ―マンスを評価する『Umpire Auditor』によると、今季開幕から7日間で155回の判定がABSチャレンジによって覆されたという。2日(同3日)のブレーブス戦では、左打席に入ったオルビーズがフルカウントから外角高めのカーブを見送るも、判定はストライク。すぐさまチャレンジを要求すると、肘当てなどを外して一塁へ向かって歩きだしてしまった。
判定の結果は、オルビーズの要求が通って四球に。判断は間違ってはいなかったものの……実況は思わず苦笑い。球審の技術向上を理由に「半自動化」に着地したシステムが、皮肉にもミスを白日の下にさらし続けている。
◆【実際の動画】オルビーズ、ABSチャレンジで判定が覆る前に「確信歩き」で一塁へ!球審もさすがに気の毒……
◆もはや“球審不要論”も……ヤンキース戦で4回までに5度のABSチャレンジ成功 「多少違っても一貫していれば」が通用しない時代に
◆ヌートバーはヤンキース、吉田正尚はツインズ、ドジャースはCY賞右腕獲得か……米老舗誌が今後のトレード案件を予想
AHAHAHAHAHA pic.twitter.com/HY3R5EOgPP
— Codify (@CodifyBaseball) April 3, 2026


