
卓球の「ITTF男女ワールドカップ」は5日、マカオで男子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング8位の松島輝空(木下グループ)は同7位の林昀儒(台湾)と対戦。マッチカウント4ー3で勝利して、決勝進出を決めた。
◆【実際の映像】松島輝空、台湾エース・林昀儒からの初勝利に喜び 決勝進出を決めた直後に見せた森薗コーチと笑顔のハイタッチ
■“チームメイト対決”は緊迫の攻防に
ステージ1から強さを見せてきた松島は、前日の準々決勝で世界ランキング2位のトルルス・モーレゴード(スウェーデン)に4-0で圧勝。Tリーグの木下マイスター東京で共闘する林昀儒と決勝進出をかけて激突した。
第1ゲームは松島がサービスから連続ポイントを奪うが、3-2からサービスのトスの角度をめぐってフォルトを取られる。しかし、その後はミドルを鋭く突くなど立て直し、最後はサービスエースを決めて11-7で先取した。
第2ゲームは互いに点を取り合う中、林昀儒も両ハンドで強打を見せるが、松島も対応し5-5と接戦となる。しかし、中盤に連続ポイントで林昀儒が一気にリードを広げ、6-11でこのゲームを奪い、ゲームカウントを戻した。
第3ゲームもサービスやラリーの攻防が続く中、安定性を高めた林昀儒がわずかにリードするが、松島も鋭いカウンターを決めるなど6-6と追いつく。その後、サービス2本を得点につなげた松島がゲームポイントを握るも、林昀儒の粘りに遭い、デュースの末に10-12で逆転された。
第4ゲームも強打の応酬で5-5の立ち上がりとなる中、林昀儒がフォア前へのサービスを有効に使い松島を揺さぶる。松島も両ハンドの強打で9-9と追いつき、タイムアウトを要求。直後のサービス2本を得点につなげ、逆転して11-9でこのゲームをものにした。
第5ゲームは松島がサービス、レシーブともに取り切り4連続ポイントで流れをつかむ。その後もロングサーブを軸に林昀儒のフォア側を鋭く突くなど攻勢をかけ、11-5でこのゲームを奪い、ゲームカウントで逆転して王手をかけた。
第6ゲームは林昀儒がサービスの変化やチキータレシーブなどで松島から1-5とリードを奪う。松島はサービスに変化をつけるなど打開を試みるが、流れを止めることができない。2-11でこのゲームを奪われ、試合はフルゲームに突入した。
第7ゲームは松島が強烈なバックストレートを決めるなど4-2と先手を取る。その後もミドルを突いて5-2とリードを広げ、林昀儒がタイムアウトを要求。さらにロングサーブやバックでのレシーブでポイントを重ね、マッチポイントを握る。最後は11-6でこのゲームを奪い、林昀儒から初勝利をつかんだ。
松島は2019年大会で銀メダルに輝いた張本智和(トヨタ自動車)以来となる決勝進出を果たした。決勝では王楚欽(中国)とウーゴ・カルデラノ(ブラジル)の勝者と対戦する。
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