
米スポーツメディア『The Athletic』は15日(日本時間16日)、ドジャースの佐々木朗希投手を巡り、先発からリリーバーに再転向する可能性について言及。ドジャース加入前から、メジャー関係者の間では「最終的には抑えになる」という主張があったことを伝えた。
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■最大問題は「ストライクが入らない」
読者からの質問に答える『The Athletic』の恒例企画。今回、「ロウキ・ササキの最大の問題点は何だと思いますか。そして、彼が再び“令和の怪物”に戻るためには、どのような立て直し策が必要でしょうか」という質問が寄せられ、アンディ・マッカロー記者が回答した。
最大の問題点は「ストライクが入らないこと」と明言した同記者。ただ、立て直し策については「これ(制球力不足)は昔から関係者を悩ませてきた問題。改善策が分かれば、先人たちも苦労しなかった」という趣旨を述べ、現時点では不明とした。
佐々木は今季ここまで3試合(計13イニング)に先発登板し、防御率6.23。延べ63人の打者と対戦し、そのうち10人を四球で歩かせている。
同記者は佐々木について、「米国に来てからコントロールがままならない。“令和の怪物”と呼ばれる投球は見ていない。メジャーに来てから唯一の成功体験は、昨秋リリーフとして起用された時だけだ」と指摘した。
その上で「(日本で最後にプレーした)2024年当時から、メジャー各球団の幹部たちはすでに『最終的に彼はリリーバーになるのではないか』と口にしていた」と振り返った。
■ロバーツ監督は配置転換を否定
同記者は「ドジャースは戦力が充実しているため、ササキを先発投手としてじっくり育てながら、状態が安定してくるかを見極めるだけの余裕がある」とし、他球団との違いを強調。ドジャースだからこそ、先発ローテーション入りが許されると示唆した。
そして、佐々木が先発投手として花開くためには「今後さらに球種を加え、速球をしっかり操り、質の高いストライクを投げ込めるようになる必要がある。ただ、これまで見てきて分かるように、それは簡単なことではない」とした。
また、同記者は「ササキを『怪物』ではなく、単なる『有望株』として捉えれば、現在経験しているようなことは珍しくない」と主張。さらに、佐々木が米国挑戦を表明した際に起こった争奪戦についても「巨費が不要のルーキー契約だから人気になった」と手厳しかった。
たとえ与四球率6.92でも、デーブ・ロバーツ監督はリリーフへの配置転換を否定している。しかし、このままの状態が続けば、先発よりブルペンの方がいい、という方針変更があっても不思議ではない。
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