
米メディア『SBNATION』は16日(日本時間17日)、吉田正尚を含めて実力者5人がひしめくレッドソックス外野陣に言及。「レッドソックスのクラブハウス内では、外野手の人員過多はどのように受け止められているのか」と題し、記事を公開した。
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■「長期的にはプラス」という見解も
レッドソックスの外野陣は現在、ロマン・アンソニー、ウィルヤー・アブレイユ、セダン・ラファエラ、ジャレン・デュラン、吉田という実力者がひしめいている。DHに入るのも5人のうち誰かというパターンが多く、毎試合最低1人は先発から外れる構図となっている。
『SBNATION』は、「この5人は他のチームであれば、ほぼ毎日スタメン出場が叶う」と評価。しかし、「ただでさえ競争心の強い選手たち、ベンチに座る時間が増えたらどうなるか。ちょっとした不満でさえ、あっという間に膨らみ、広がっていく可能性がある」と指摘。現状を危惧した上で、今後クラブハウス内で起こりうるシナリオを3つ予想した。
1つめは「人員過多は長期的にはプラスに働く」というもの。「出場機会を得ようとし、全員が高いモチベーションを維持。互いに切磋琢磨することで、良いプレーが生まれ、良いチームワークを築く。適度な休息時間も確保できるため、162試合のシーズンを通して、全員が疲弊することなく最後まで高いパフォーマンスを保てる」と楽観視した。
■不満が蓄積しトラブルに発展?
2つめは「ロッカールーム内で問題が発生する」という物騒なもの。「選手たちは、自分の名前がスタメン表から外れているのを見てウンザリする。そして、内心では『何で俺じゃなくてアイツがまた先発なんだよ』と思うようになる。そうした不満が少しずつ積み重なって緊張感を生み、チームの結束を乱す。やがて積もり積もったものが、トラブルとして一気に表面化する」と危惧した。
3つめは「負傷者が出て“渋滞”は解消される」というもの。考えたくはないが、長いシーズンにケガは付きもの。そうなれば、「多くの選手を抱えていたことが、天才的な判断だったかのように見えてくる。もちろん、これはいつ起きてもおかしくないし、シーズン最後まで起きない可能性もある」とした。
吉田は先日、地元紙『ボストン・グローブ』の取材に対し、「ベンチは慣れていない。それでも試合に出られるなら、まだいいが……。やはり自分の目標はスタメンに入ること」と語った。
この3パターン以外では、「トレードで去る」というシナリオも考えられるが、今回は提示されなかった。
レッドソックスは現在、ア・リーグ東地区でブルージェイズと並び最下位。外野陣を交換要員に据え、トレード補強という手もありそうだ。
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