
ドジャース・山本由伸投手のトレーナーとしても知られる矢田修氏が発表した身体分析・パフォーマンス支援ツール「KINETIC LAB-LINK」のクラウドファンディングが18日、締め切り前に成立した。公式Instagramなどによると、同プロジェクトはKickstarter上で目標額500万円に到達。募集期限として案内されていた4月24日を前に、資金調達を果たした。
同案件はAll or Nothing方式、すなわち目標額に到達した場合にのみ成立する形式で案内されており、今回の到達によってプロジェクトは正式に成立した形となる。
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■山本やベッツも師事する“矢田先生”のデバイスがクラファン成立
今回のクラウドファンディングは、矢田氏が手がける「KINETIC LAB-LINK」をKickstarterで一般公開するものとしてスタートした。同プロジェクトは3月10日の開始から6日間で目標金額の50%を突破。その後も順調に支援を広げ、締切前の目標達成に至った。日本からだけでなく、フィリピン、カナダ、クロアチアなどからも支援が集まった。
同キャンペーン自体は4月24日まで継続すると案内されており、24日まで予約注文も受け付けている。プロダクトの発送は2026年7月以降が予定されている。
■そもそもKINETIC LAB-LINKとは
「KINETIC LAB-LINK」は、矢田氏が提唱する「BCトータルバランスシステム」の考え方をもとに開発された、一般向けの身体分析デバイスおよびAI連動型サービスだ。Kickstarterページでは、単に数値を記録するのではなく、身体の連動性である「Kinetic Chain」を可視化し、パフォーマンス向上とケガのリスク低減を支援するツールとして紹介されている。
BCトータルバランスシステムは、BC Analyze(測定)、BC Balance Therapy(調整)、BC Exercise(鍛錬)の3本柱で構成される。「KINETIC LAB-LINK」は、その中核技術を一般ユーザー向けのデバイスに落とし込み、身体の歪み計測、AIによる分析、画像や動画を交えたエクササイズ提案までを一体化したデバイスだ。
今回のクラウドファンディングは、これまで医療やプロスポーツの現場で培ってきた身体認識技術を、学生アスリートやトレーナー、一般のフィットネス愛好家にまで広げる狙いを持つ。
矢田氏は「スポーツ科学の民主化」を掲げ、山本投手らトップ選手を支えてきた知見を、より広い層に届ける構想が打ち出されている。矢田氏は山本だけでなく、ムーキー・ベッツ、筒香嘉智や北山亘基、那須川天心らの指導でも知られる存在として紹介されており、KINETIC LAB-LINKは、そうしたトップレベルの現場知を一般化するプロジェクトとして位置づけられてきた。
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