
カブスのクレイグ・カウンセル監督が疑問を呈したことで、波紋が広がっている“大谷ルール”を巡り、かつてドジャースで活躍したジャスティン・ターナー内野手が解決策を提案した。また、米スポーツメディア『The Athletic』の看板記者、ケン・ローゼンタール氏も見解を表明。現状、ドジャースだけが恩恵を受けているルールに関して、議論が沸騰している。
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■カブス監督が疑問を呈する
メジャーでは開幕から8月末までの期間、ベンチ入り26人のうち投手登録は13人に限られる。しかし「二刀流登録」の大谷に関しては、この13人枠にカウントされない。そのため、ドジャースは大谷翔平を実質14人目の投手として運用できる。
この通称“大谷ルール”について、カウンセル監督が先日、「理解できない。特定のチームだけが恩恵を受けている。奇妙なルールだ」と疑問を呈し、物議を醸していた。議論を呼んでいる“大谷ルール”について、重鎮記者ケン・ローゼンタール氏が米ポッドキャスト番組『ファウルテリトリー』に出演し、自身の見解を示した。
「オオタニルールは、(大谷がエンゼルスに在籍していた)2022年に導入されており、MLBからドジャースへの贈り物というわけではなかった」と指摘。さらに「ドジャースは、オオタニをフリーエージェントとして獲得した時点で、その贈り物に対する代価を支払った。どの球団も、彼と契約すれば14人目の投手を加えることができるというアドバンテージを得られることが分かっていたはずだ」と主張。
“大谷ルール”を問題視している球団も、もし大谷と契約していたならこのルールを活用していたはずだとし、不公平感について一蹴した。
■球団の裁量で最適な編成を
また、解決策を提示したのは、かつてドジャースで活躍し、現在はメキシコリーグでプレーするターナー。25日に自身のXを更新し、あくまで私見としつつ「解決策は、13人という投手制限を撤廃することだ。各チームが、自分たちにとって最適な方法でロースターを編成できるようにすべきだ。問題はドジャースが何をしているかではなく、他の29チームは何ができていないかだ」とし、「実は、とても簡単に修正できることだ」と記した。
チーム事情によって投手と打者の割合を柔軟に変更できるようにすべき、という至極まっとうな提案。ただ、そもそも投手を13人に限定したのは、投手(特に中継ぎ)を増やし、試合が継投だらけになるのを防ぐため。試合時間短縮化の一端であり、けん制球の回数制限などと同じ流れにある。もちろん、小刻みなリレーで試合が長引くことを容認すれば、ロースターの自由化も認められそうだが……。今後も議論は続きそうだ。
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