
ドジャースの大谷翔平投手が28日(日本時間29日)、本拠地でのマーリンズ戦に先発登板。6回5安打2失点(自責1)、9奪三振と力投したが、打線の援護なく今季初黒星を喫した。それでも規定投球回に達し、防御率はメジャー全体1位の「0.60」となった。
◆【速報/動画あり】大谷翔平、今季最多104球熱投で6回9K2失点 防御率は0.60、5回に制球乱すも“投手専念”で粘りの投球
■移籍後最多となる104球
今季初の中5日で先発マウンドに上がった大谷。初回を無失点で立ち上がったが、2回に入ると足で乱された。
先頭オーガスティン・ラミレス捕手に死球を与えると、次打者へ初球を投じる前にラミレスは意表をついて二塁へスタート。大谷は急ぎ二塁へ送球したが、これが右翼方向に逸れる悪送球となり、走者は三塁へ。後続に中犠飛を許し、無安打で先制点を献上した。
3、4回と無失点に抑えたが、5回にさらに1失点。すでに84球を投げていたが、6回も続投。3つのアウトをすべて三振で奪うなど力を振り絞り、ここでお役ご免となった。
大谷はドジャース移籍後最多となる104球を投げたが、打線の援護なく今季初黒星。ただ、規定投球回に達して防御率は0.60となった。前日まで防御率0.24という驚異の数字を残していたエンゼルスのホセ・ソリアーノ投手が、この日のホワイトソックス戦で5回6安打3失点と精彩を欠き、防御率は0.84に悪化。このため、大谷がメジャー全体1位に立った。
■球団歴代5位の数字
大谷は試合後、米地元放送局『スポーツネットLA』などの取材に応じ、「最初の4イニングはいいペースでしたけど、感覚的にはそこまでいいとは思っていなかった。全体的な感想としては、あまり良くなかったのかなと思います」と振り返った。
この日は6回を5安打2失点に抑えて9三振を奪う一方で、4四死球と制球にやや苦戦。感覚的に良くなかった原因について問われると、「ブルペンからちょっと良くなかったので。体調的にはそんなに悪くはなかったですけど、動作的な問題だと思います」とした。
また、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のXを更新。ナ・リーグで防御率が公式記録となった1912年以降、開幕から5度先発した歴代ドジャース投手陣の中で防御率を低い順に紹介。1981年フェルナンド・バレンズエラ(0.20)、1985年フェルナンド・バレンズエラ(0.21)、1972年ドン・サットン(0.42)、1926年ジェシー・ペティ(0.57)に次いで、大谷の0.60は球団史上5位の記録だと伝えた。
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