
卓球の世界一を決める「2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会」が28日に開幕した。団体戦は釜山大会以来2年ぶりの開催となり、100周年を記念して卓球発祥の地であるイギリス・ロンドンで熱戦が繰り広げられる。
今大会で2大会ぶりのメダルを狙うのが日本男子。充実の陣容を揃え、金メダル獲得も視野に入れるチームが、まずはシード順位をかけた重要な戦いに臨む。
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■中国は首位通過の筆頭候補
前回は準々決勝で敗れメダルを逃した日本だが、今回は世界ランキング3位の張本智和(トヨタ自動車)と同8位の松島輝空(個人)がWエースとして君臨。さらに、戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(東都観光バス)、宇田幸矢(協和キリン)と実力者が揃い、近年でも屈指の陣容となった。
日本男子にとって重要となるのが、5月2日から始まるグループリーグの戦い。すでに決勝トーナメント進出は決まっており、ドイツ、台湾、フランスとの対戦でシード順位が争われる。
避けたいのは決勝トーナメント序盤での中国との対戦。前回大会では準々決勝で中国にマッチカウント0-3で敗れており、今大会でも最大の壁となる。チームランキング1位の中国はスウェーデン、韓国、イングランドと同組で首位通過の有力候補。日本が決勝まで中国と対戦しないためには、グループステージを首位で通過することが求められる。
■日本はチームランク4位
日本はチームランキング4位で、グループ2ではフランスに次ぐ2番手の位置付け。しかし、初戦で対戦するドイツは5位、台湾は7位と実力は拮抗しており、激しいシード争いが予想される。
鍵を握るのが各国エースへの対応。ドイツはチウ・ダン、台湾は林昀儒、フランスはフェリックス・ルブランがそれぞれ主軸を担う。国際大会でも実績を重ねる強敵に対し、誰をぶつけるかは岸川聖也監督の手腕が問われる。
日本の最大の強みは張本智と松島のWエース体制で、相手に合わせて使い分けることも考えられる。右左のエースを軸とした布陣でシングルス5試合制を戦う中、この2人の出来がチームの命運を左右するだろう。
64カ国・地域が参加する大会が開幕し、日本はシード決定戦に照準を合わせる。充実の戦力を揃えた男子がどのような戦いを見せるのか。ロンドンでの戦いに注目が集まる。
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