
ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースは、4月を20勝11敗で大きく勝ち越し。強豪の中でも、大型連敗で出遅れたメッツやフィリーズとは対照的なスタートを切った。1日(日本時間2日)の試合では敗れたものの、貯金8でナ・リーグ西地区の首位をキープしている。
米誌『スポーツイラストレイテッド』系列のドジャース専門サイト『ドジャースオンSI』は4月30日(同5月1日)、「ドジャース4月の各賞」と題して記事を公開。ここまでの戦いぶりを評価した。
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■タッカーは超高額年俸で期待値が爆上がり
『ドジャースオンSI』のノア・カムラス記者は同日、4月に印象的な活躍を見せた選手をピックアップ。チームMVPにアンディ・パヘス外野手を選出した。パヘスはシーズン序盤に猛打を発揮、直近ではやや調子を落としているものの、打率.319、出塁率.362、長打率.509、6本塁打、25打点、OPS.871の好成績。中堅手の守備でも好プレーを見せている。
そして、チームの“サイ・ヤング賞”には大谷翔平投手を選出。打撃では大谷の基準としては「やや物足りない」としたものの、投球は「球界屈指、あるいは最高の投手と言える働き」と言及。5先発全てで6イニングを投げ、許した自責点はわずか2、防御率0.60。同記者は「ナ・リーグのサイ・ヤング賞有力候補だ。31歳、しかも肘の大手術を2度経験しながら、投手としてさらに進化している」と賛辞を惜しまなかった。
一方で、最大の失望と綴られたのが新戦力のタッカー。1日(同2日)終了時点で打率.237、3本塁打、16打点、OPS.692と振るわず。新しい環境に適応する時間も必要だが、同記者は「この評価を受ける理由は、2億4000万ドルという契約額そのものにある」と超高額年俸に関してチクリ。「ドジャースは彼がいなくてもワールドシリーズを連覇している。それでもこの契約額であれば、それに見合う、あるいはそれに近いパフォーマンスが求められる」と切り捨てた。
タッカーは4月27日(同28日)のマーリンズ戦でサヨナラ適時打を放って勝利に貢献。2番から4番以降へと打順が変わり、本来のパフォーマンスを取り戻しつつある。“何でもできる”器用な万能選手が求められる役割は限りなく大きい。常勝球団でさらなる飛躍が求められている。
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