
レアル・マドリードのフランス代表FWキリアン・エムバペは14日、ラ・リーガの第36節・オビエド戦に後半24分から途中出場。試合後、「アルバロ・アルベロア監督からFW勢では4番手と告げられた」と明かし、波紋を呼んでいる。米スポーツ専門局『ESPN』など複数の海外メディアが伝えた。
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■観客から盛大なブーイング
同日にはFIFAワールドカップ2026「北中米大会」に臨むフランス代表メンバーに選出されたエムバペ。優勝候補をけん引するはずのスーパースターだが、レアルでは逆風にさらされている。
オビエド戦ではFWゴンサロ・ガルシアに代わって途中出場したが、サンティアゴ・ベルナベウの観衆からは大きなブーイングが飛んだ。不評を買った理由は、リハビリ中の行動。エムバペは負傷離脱していた4月下旬、恋人とイタリア・サルデーニャ島で休暇を過ごしていたことが判明。結局、10日に行われた伝統の一戦、バルセロナとの「クラシコ」に間に合わず、欠場することになった。
本人は「休暇はクラブの許可を得たものだ」としながらも、「ブーイングは受け入れざるを得ない」と肩を落とした。
その上で「コンディションはいい。100%戻っている。私が先発出場しなかったのは、監督から『君はチーム内でフランコ・マスタントゥオーノ、ヴィニシウス・ジュニオール、ゴンサロに次ぐFWの4番手だ』と言われたからだ」と明かした。
■ささやかれるプレミア移籍
続けて「監督の決定に腹を立てているわけではない。それは受け入れているし、与えられた時間でプレーする。また先発復帰できるように努力するよ」などと話した。
ただ、この衝撃発言について、アルベロア監督は「そんなことは断じて言っていない。彼は私の言ったことを誤解したのかもしれない。これ以上、何を言えばいいのか分からない。彼に“FWの4番手”だと告げるなんてあり得えない」と否定した。
先発起用しなかったことについては「4日前にベンチすら入らなかった選手が、いきなり先発で出るべきではない。今日の試合は何かの決勝戦ではないし、背水の陣のような状況でもない。ただ、それだけだ」とし、無理させる必要はなかったと強調した。
同日にはワールドカップ「北中米大会」に臨むフランス代表メンバー26人が発表され、エムバペも名を連ねた。エースとして優勝候補をけん引するが、レアルでの立場は微妙。今夏での退団説がささやかれており、リバプールやアーセナルなどプレミアリーグへの移籍が予想されている。
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