
パドレスは20日(日本時間21日)、本拠地でのドジャース戦に臨んだが、0-4で敗戦。ナ・リーグ西地区の首位攻防となった同カードを1勝2敗と負け越した。クレイグ・スタメン監督は試合後、満塁のチャンスで併殺打に終わったフェルナンド・タティスJr.外野手に言及し、「彼は毎日、不振の原因を突き止めようとしている」と話した。MLB公式サイトなどが試合の様子を伝えている。
◆タティスJr.が今季202打席で「本塁打なし」 “ハードヒット率メジャー7位”にも関わらず……27歳に起きている異変
■「不振の原因を突き止めようとしている」
ドジャース先発の大谷翔平投手に先頭打者アーチを浴びて主導権を握られたパドレス。反撃に出たいところだったが、大谷を含む5投手の継投にかわされ、わずか5安打に封じられた。
それでも流れをつかむチャンスはあった。0-3で迎えた5回、1死満塁と大谷を追い詰めた。しかし、ここで打席に入った1番タティスJr.が、大谷の初球スイーパーに手を出し、遊ゴロ併殺。好機があっさりと消え、スタンドはタメ息に包まれた。
勝負の分かれ目となったこの場面について、スタメン監督は「間違いなく、試合を一気に動かすチャンスはあったと思う。ああいう場面では安打を打つか、最低限でも内容のある打席にしなければならない。しかし、今夜はそれができなかった」と振り返った。
同監督はタティスJr.にも直接言及し、「彼は何とか(不振の)原因を突き止めようと、毎日取り組んでいる」と説明。その上で「スランプから抜け出そうとしている時は、誰でも力みが出る。それは自然なことだ。何人かの選手にもそれが見える。早いカウントから打ちにいったり、普段なら手を出さないような球にまで手を出したりしている。難しいことだよ。野球というスポーツは精神的に重圧がかかる。特に苦しんでいる時はなおさらだ」と“擁護”した。
■「ここまで本塁打が出ないのは理解不能」
一方でMLB公式サイトは、今季ここまで打率.239、0本塁打と苦しむタティスJr.に対し、「もういい加減にしてほしい。長打を打たなきゃいけない」と異例の猛ゲキ。
そして、若きスターの現状について「彼は強い打球は打っている。しかし、その多くはゴロ。特に引っ張った時、ほとんどがゴロでフライやライナーになる割合は6.8%。規定打席に達した262人の打者の中で254位となっている。これはボールを当てにいくスラップヒッターや単打狙いの打者と同レベルだ」と不満を漏らした。
タティスJr.は2021年には42本塁打を放ち、昨年も25本塁打をマーク。同サイトは「これほど長い間、本塁打が出ていないのは理解できない」と嘆いた。
◆タティスJr.が今季202打席で「本塁打なし」 “ハードヒット率メジャー7位”にも関わらず……27歳に起きている異変
◆ベッツとアデルが語る唯一無二の大谷翔平「あいつは俺たちと人生のルールが違う」 “不公平”と評した圧倒的な能力とは……
◆【動画アリ】「防御率0.73」大谷翔平が吠えた、1死満塁ピンチで執念の併殺打 5回88球“最速161キロ”でパドレス打線を0封


