
第76回安田記念(7日/GI、東京芝1600m)には、4度目の挑戦で悲願のタイトルを目指すガイアフォース、昨年17着から巻き返しを期すトロヴァトーレ、高松宮記念4着のパンジャタワーなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ガイアフォース」を取り上げる。
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■ガイアフォース
今年で4年連続の安田記念参戦。しかも過去3年が4着、4着、2着と崩れていないのだから、その安定感には改めて感心させられる。様々な一流マイラーと渡り合ってきた経験は大きく、7歳を迎えた今も衰えを感じさせない。今年はドバイ遠征明けという臨戦過程となる。
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1週前は坂路で併せ馬。一杯に追われて4F50.3-36.4-23.7-11.8。ラスト1F11秒8は数字以上に余裕を感じさせる内容。時計もさることながら、目を引いたのは馬体の張り。遠征帰り特有の緩みや疲労感は見られず、むしろ皮膚の薄さが際立って映るほど代謝面は良好と見ていいだろう。最終追いも坂路。台風の影響で馬場が悪く、息を整える程度に終始したが、年齢を重ねた馬にありがちな硬さがなく、むしろ全身の可動域は若い頃を思わせるほど。坂路での弾み方を見る限り、陣営が状態面に強い自信を持つのも頷ける。
キタサンブラック産駒らしい持続力に加え、母系由来の俊敏さが噛み合った調教内容。大きな完歩ゆえに加速まで時間を要する面もあったが、今は体幹の強化とトモの充実によって反応面まで改善されている。何より今回は馬体の張り、皮膚の薄さ、そして精神面の落ち着きが高いレベルで共存している。遠征帰りでありながら疲労を感じさせず、むしろ使われたことで全身の連動性が高まったように映るほど。年齢を感じさせない弾みっぷりを見ると、年齢や遠征といった状況で評価を下げる必要は見当たらず、むしろ今が最も充実した時期なのではないか。悲願のGI制覇待ったなし。
総合評価「S」
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