
第2回府中牝馬S(21日/GIII、東京芝1800m)には、東風Sで復帰初戦Vを飾ったヴァルキリーバース、ヴィクトリアマイル6着善戦のニシノティアモ、末脚一閃で重賞タイトルを目指すエストゥペンダなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ルージュソリテール」を取り上げる。
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■ルージュソリテール
前走の阪神牝馬Sは3着という結果だけ見れば見栄えは良い。ただ、その内容を冷静に振り返れば斤量差や展開の後押しも少なからずあったことは確かだろう。それでも近走の安定感は評価に値するし、明け4歳を迎えて心身の完成度が上がってきたのも事実。以前より走りに無駄が減ってきた現状から、成長曲線は確実に上向いている。
府中牝馬ステークス調教映像
1週前はCWコースで併せ馬を消化。6F81.0-66.0-51.1-36.2-11.1。数字だけでも十分に優秀だが、注目したいのは内容面である。終始余力を残したまま僚馬の外を回り、直線では軽く促されただけで自然と前へ。時計以上に体幹の強さが目につく内容で、トモの力がしっかりと走りへ伝わっていた。最終追い切りは火曜追いの坂路単走。直前らしく全体時計は控えめながら、動きの質は高水準。この馬らしい軽快さは十分に感じられた。
もともと稽古駆けするタイプではあるものの、新馬戦以外ここまで馬なりオンリーだった調整が、今回は1週前にCWコースで一杯まで追っている点には好感を抱く。それでいて以前は調教で動けても実戦で噛み合わない場面が散見されたが、近走はハミ受けの安定によって走りの再現性が高まってきたのだ。体調面に関しては不安らしい不安も見当たらず、馬体の張りやトモの充実ぶりからも状態は高いレベルで安定しており、力を出せるデキ。これなら自分のリズムで運べた時のしぶとさは侮れない。
総合評価「A」
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