
卓球の国際大会「USスマッシュ2026」は28日から7月5日にかけて、アメリカ・ロサンゼルスで本戦が行われる。今大会はWTTシリーズでも最高峰のカテゴリーに位置する大会で、実力者によるハイレベルな争いが予想される。
そうした中、注目されるのが女子シングルスの優勝争い。世界ランキング上位を占める中国勢を前に、タイトル争いに絡む日本選手が現れるかがポイントとなる。
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■張本美は初のスマッシュVを狙う
アメリカのロサンゼルスを舞台に行われる今回のUSスマッシュ。各国のトップ選手が名を連ねており、ハイレベルな戦いが予想される。
28日から本戦が幕を開ける中、女子シングルスの優勝争いをリードするのが中国勢だ。中でも、世界ランキング1位の孫頴莎、同2位の王曼昱は“トップ2”として世界ランキングのポイントでも3位以下を大きく離しており、上位シードに名を連ねた2人を中心とした優勝争いが予想される。
この2人に続く存在として期待がかかるのが、世界ランキング4位の張本美和(木下グループ)。今回は第4シードに入った。初戦で同55位の李昱諄(台湾)と対戦する張本美は、順当に勝ち進めば3回戦で伊藤美誠(スターツ)との同士討ちを迎える可能性がある。
さらに、準々決勝では「WTTコンテンダーリュブリャナ」で敗れた早田ひな(日本生命)や、世界6位の陳熠(中国)といった強豪と対戦する可能性もある。今年は全日本選手権で4冠を達成し、「WTTチャンピオンズ重慶」も初めて制するなど、選手としての格を上げた18歳が初のグランドスマッシュ優勝へ近づけるかは注目となる。
■橋本は再び“中国撃破”を狙う
また、5月の世界卓球団体戦で存在感を高めたのが、世界ランキング13位の橋本帆乃香(デンソー)。2年連続出場となるカットマンにかかる期待は大きい。橋本は1回戦で同53位のユ・フ(ポルトガル)と対戦するが、勝ち進めば3回戦で第2シードの王曼昱との大一番を迎える可能性が高い。
橋本は過去の国際大会で王曼昱に0勝4敗。直近では今年の「ITTF男女ワールドカップ」準々決勝で2-4と敗れたものの、激闘を演じた。世界卓球ではサウスポーの蒯曼を下した橋本だが、対戦が実現すれば、粘り強いカットで王曼昱を揺さぶれるかが金星奪取の鍵を握る。
今大会は世界ランキング3位で昨年の優勝者である朱雨玲(マカオ)、同5位の実力者・陳幸同(中国)などもエントリーしており、世界トップがひしめく中で日本勢が存在感を示せるかは焦点となる。
アメリカの地で行われる卓球の世界最高峰の戦い。中国トップ選手も名を連ねる中、張本美、橋本、早田といった日本のトップ選手たちが優勝争いに絡んでいけるのか。その戦いに注目が集まる。
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