
今年のトレード期限は8月3日(日本時間4日)に設定されており、オールスターゲームを終えたここから各球団は動きを活発化させる。動向が最も注目されているのは、今季終了後にフリーエージェント(FA)となるタリク・スクーバル投手(タイガース)だが、現時点では残留が濃厚。代わって名前が急浮上している大物が、剛腕メイソン・ミラー投手(パドレス)。米複数メディアが、ヤンキースとのつながりを報じている。
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■今夏は“売り手”に回る可能性
最強左腕スクーバルを抱えるタイガースは、球宴前の直近12試合で9勝を挙げるなど6月に入ってから22勝14敗と好成績をマーク。序盤は下位に沈んでいたものの、ポストシーズン争いに戻ってきた。そのため、秋の戦いを見据える中でスクーバルをトレードに出す可能性は低いとされている。
また、直近16試合で14勝を挙げているレッドソックスも調子を取り戻しており、“売り手”にはならない模様。ソニー・グレイ投手やアロルディス・チャップマン投手という一級のトレード要員を抱えているが、こちらも放出については否定的な意見が台頭している。
そんな中、逆に“売り手”に回る可能性を指摘されているのが、調子を落としているパドレス。ナ・リーグ西地区で首位ドジャースに水をあけられ、厳しい状況。そのため、主力選手の放出がささやかれており、中でも剛腕ミラーとヤンキースとのつながりが注目されている。
■ブルペンにはもうひとり必要
米野球専門ポッドキャスト『トーキン・ベースボール』に出演したMLBアナリスト、クリス・ローズ氏は先日、「私は1カ月以上前からこうなると言っていましたよ。ヤンキースはオールスター級の救援投手を獲得するとね」と切り出し、ヤンキースのミラー獲得に言及した。
続けて、「(現在ヤンキースで抑えを務める)デビッド・ベッドナー投手が好投しているとはいえ、チームにはブルペンを支える投手がもうひとり必要です。打線の方は離脱中のアーロン・ジャッジ外野手が復帰すれば、今と180度変わって復調するでしょう。そして、今夏はA.J.プレラー(パドレスの敏腕GM)が初めて売り手に回ると思っています。メイソン・ミラー、『ブギーダウン』へようこそ」と話した。
ミラーは最速104.5マイル(約168.1キロ)を誇るパドレスのクローザーで、先日のオールスターゲームでは村上宗隆内野手(ホワイトソックス)を空振り三振に仕留めていた。
ミラー自身は「私はパドレスに満足しているし、仲間と共に勝利をつかむことを楽しみにしている」と話しているが、どうなるか。もし市場に出た場合、ヤンキースに限らず複数球団が関心を示すと見られている。
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