
バレーボールの「ネーションズリーグ(VNL)」は、大阪府のAsueアリーナ大阪でプール9第3週が行われている。快進撃を見せているのが、世界ランキング4位の男子日本代表だ。ここまで予選ラウンド11連勝で決勝トーナメント進出を決めているチームに、公式メディアも高い評価を下している。
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■イタリア撃破で早々に決勝T進出
日本男子は2023年大会で銅メダル、24年大会で銀メダルと、近年のVNLで好成績を収めてきたが、昨年のVNLではベスト8敗退に終わった。9月には28年ロサンゼルス五輪出場権が懸かるアジア選手権も控える中、チームの立て直しに注目が集まっていた。
そんな中、中国・臨沂での第1週では世界ランキング1位のポーランドに競り勝つなど、4戦全勝の好スタート。続くフランス・オルレアンでの第2週でも、パリ五輪銅メダルのアメリカを下すなど、出場国唯一の開幕8連勝を飾り、地元大阪での第3週につなげた。
ここでも勢いは止まらず、大一番となった世界ランキング2位で世界選手権を連覇中のイタリアとのフルセットを制し、開幕9連勝で決勝トーナメント進出を決定。その後もカナダに苦しみながら逆転でフルセット勝ちを収めると、ベルギーにはストレート勝ち。連勝を「11」に伸ばす圧巻の強さを見せている。
また、早々に決勝トーナメント進出を決めたことで、石川祐希、髙橋藍、西田有志といった今大会の主軸を休ませながら起用する余裕も生まれている。カナダ戦では25歳の大塚達宣がチーム最多の15得点、ベルギー戦では22歳の甲斐優斗がチーム最多の18得点を奪い、メンバーを入れ替えながらも連勝劇を続けている。
国際バレーボール連盟(FIVB)主催大会の運営などを行う『Volleyball World』公式サイトは、カナダ戦の勝利後に「日本は2セットを先取されながら逆転勝利を収め、開幕から10連勝を達成した。そのうち6試合がフルセットという驚異的な粘りを見せている」と日本の勝負強さを称賛した。
また、宮浦健人のコメントも紹介しており、「第3セットからはいわゆる『セカンドチーム』でプレーしましたが、新しいエネルギーを持ち込むことができ、それはよかったと思います」と、これまで出場機会が少なかった選手たちが見せた存在感に言及。同メディアの公式Xも「タツノリ・オオツカとケント・ミヤウラが素晴らしい活躍を見せた」と、その活躍をたたえている。
決勝トーナメント進出決定済みのアドバンテージも生かし、選手を入れ替えながら“日替わりヒーロー”を生んでいる大阪ラウンドでの日本の戦い。19日には予選ラウンド最終戦となるアルゼンチン戦が控える中、新たに主役を担う選手が現れるのか。
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