
卓球の国際大会「WTTチャンピオンズ横浜2026」は8日、神奈川県の横浜BUNTAIで男子シングルスの準々決勝が行われ、世界ランキング24位の篠塚大登(東都観光バス)は、同4位のフェリックス・ルブラン(フランス)と対戦。ゲームカウント4-2で勝利し、準決勝進出を決めた。
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■「自分の100%が出せた」
今大会ワイルドカードでの出場となった篠塚。7月の「USスマッシュ」ではベスト8に進出するなど、好調を維持して日本開催大会に乗り込んだサウスポーが、横浜の地で輝きを放っている。
1回戦で実現した宇田幸矢(協和キリン)との日本人対決で、最終ゲームの打ち合いを制して3-2で勝利した篠塚は、2回戦で世界33位のジョアン・ジェラルド(ポルトガル)にも3-1で勝利。「両ハンドを振ることに自信が持てている」と語る通り、前陣でも下がりながらでも互角以上の打ち合いを演じ、持ち味である展開力や台上技術も合わさって、安定した戦いぶりを見せてきた。
その戦いぶりは、第2シードで世界ランキング4位のF・ルブランを相手にも変わらなかった。タイムアウトを使いながら第2ゲームを12-10でものにすると、第3ゲームは要所でロングサーブを織り交ぜるなど配球も光り、11-7で奪取。「自分の100%が出せた」「ラリーがやりづらくなかった」と試合後に語った自信をそのままコートで表現し、第5、第6ゲームを取り切って試合を決めた。
自身初のチャンピオンズでのベスト4進出を決めた篠塚は、5月の世界卓球団体戦で日本代表に選出されたものの、張本智和(トヨタ自動車)、松島輝空(個人)、戸上隼輔(井村屋グループ)が全試合を戦い抜いた中で出場なし。銀メダルに輝いたチームで、悔しい思いも味わってきた。
「日本の強い3選手の中に自分も入って活躍したい」と思いを強くした篠塚は、愛工大を卒業後、東都観光バスに所属し、プライベートコーチを田原彰悟氏に任せながら新たな環境でスタートを切っている。「世界トップレベルの試合を後ろからずっと見ていたので、自分に何が必要なのかもよく見えました。そこで見つけたものを、自分の取り組みに変えています」と、その成果が表れていることに充実感を示している。
篠塚は張本智、松島とともにベスト4へ進出し、日本勢が4強のうち3枠を占める展開となっている。準決勝で戦う世界ランキング31位の呉晙誠(韓国)は、昨年大会の1回戦で敗れた相手。充実の戦いを続けるサウスポーがリベンジを果たし、優勝争いに参戦するのか。その戦いに注目が集まる。
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