
不振が続くカイル・タッカー外野手に、ドジャースの地元ファンから熱い声援が贈られた。21日(日本時間22日)の本拠地パイレーツ戦で、タッカーが打席に入った際に異例のスタンディングオベーションが巻き起こった。
今季鳴り物入りで入団するも、ドジャースタジアムでの成績が極端に振るわず。打撃不振に加えて、守備でも精彩を欠いているスター外野手を温かく出迎えた。
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■本来の実力を発揮できるか
今季から、4年総額2億4000万ドルの超高額年俸でドジャースに加入したタッカー。20日(同21日)終了時点で、打率.232、11本塁打、55打点、OPS.694と平凡な成績に終わっている。とりわけ、本拠地ドジャースタジアムでは振るわず、打率.189(208打数39安打)、わずか2本塁打、OPS.558と低迷。地元ファンのフラストレーションも日に日に高まっていた。
ところがこの日は、苦戦が続くタッカーが打席に立つと、ドジャースタジアムを埋め尽くした多くのファンが立ち上がって拍手で出迎える異例の光景が広がった。本拠地の苦手意識をなくし、一日でも早く本来の実力を発揮できるようサポートする構えだ。
現在29歳のタッカーは、2015年ドラフト1巡目全体5位でアストロズに入団。18年にメジャーデビューを果たすと、21年に30本塁打、92打点、OPS.917でレギュラー定着。翌22年には30本塁打、107打点に加えて、外野手部門でゴールドグラブを受賞。23年には112打点で初タイトルを獲得した。カブスに移籍した昨季は、薬指と小指の間に亀裂骨折を抱えながらも強行出場。22本塁打、25盗塁、OPS.841と結果を残した。
打撃面ではリーグ屈指の選球眼が武器で、昨季のボール球スイング率17.6%はメジャー全体で上位2%に位置する少なさ。四球率14.6%は上位4%で、空振り率、三振割合も少ない。フォーシームに滅法強く、変化球も苦にしない。対左投手でも数字が落ちないバランスのとれた打撃が魅力だ。
キャリア序盤は左翼手で出場していたが、2021年以降は右翼手に専念。守備も堅実で、走力は平凡だが年間20盗塁以上記録できる。走攻守に優れた球界屈指の外野手は、本来の姿を取り戻せるか。
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Dodgers fans gave Kyle Tucker some extra encouragement as he took his first at-bat tonight. pic.twitter.com/qXoZrUSc6g
— Foul Territory (@FoulTerritoryTV) August 22, 2026


