
卓球の「ノジマTリーグ 2026-2027シーズン」は22日、神奈川県の茅ケ崎総合体育館にて、岡山リベッツ対木下マイスター東京の試合が行われ、岡山がマッチカウント4-0で勝利し、今季初勝利を挙げた。
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■単複起用に応えガッツポーズも
岡山に今季新たに加わったのが松島輝空だ。国際大会で飛躍を遂げたサウスポーは、世界ランキング3位まで上昇。同5位の張本智和とのダブルエース態勢で挑む岡山でのデビューに注目が集まった。
そんな中、今季初めてオーダーに名を連ねた松島は、第1マッチのダブルスで及川瑞基とペアを結成し、丹羽孝希、吉山僚一組と対戦。KM東京時代に共闘し、2023年の全日本選手権では準優勝に輝いた29歳との再タッグ結成について、「あまり練習していなかったので正直自信はなかった」と振り返ったが、息の合ったコンビネーションを見せた。第1ゲームの10-10からはフォアハンド、第2ゲームでも10-10からチキータで取り切るなど、要所の決定力が光った。

松島輝空、及川瑞基 撮影:SPREAD編集部
第2マッチでは世界ランキング7位のリン・ユンジュと対峙。KM東京でともに練習し、主力を担った台湾のエースについて、「一緒にやっていたときは心強い選手だった。今回プレーするのは楽しみだった」と語った。その中で、9-6とリードを許した第1ゲームを4連続ポイントで追いつき、11-10で先取すると、大差を広げられた第2ゲームは2-11で落とした。
試合を通して際立ったのが、苦しい状況からのフォアハンド攻撃とサービス力。第3ゲームは2-1からリンに苦しいコースを突かれながらもフォアで押し切るなど、11-8で奪取。第4ゲームは5-9からYGサービス2本で流れを引き戻し、そのまま5連続ポイントでマッチポイントを握った。最後はサービスエースを決め切って11-9で奪取し、新天地での初陣で2点取り。勝利の瞬間にはガッツポーズも飛び出した。
■移籍の経緯についても明かす
試合後、松島は「移籍してから初めての岡山としての戦いで勝つことができてよかった」とチームの勝利に安堵。「リン選手には分が悪い中で負けることも多かったですが、粘り強く戦うことができてよかった」とエース対決を振り返った。マッチカウント3-0となり、勝利が確定した段階で第4マッチを戦った張本智も、「松島選手が加わったことでオーダーも組みやすい」と言及した。
また、今季から岡山に加わった松島は、移籍の経緯について白神宏佑総監督との関係性を明かしながら、「熱い思いがあったので、この岡山リベッツに行こうと思った」とコメント。在籍2年目を迎える張本智も「普通にやれば優勝できるチームだと思っていた。(松島の加入で)日本代表でやるようなチームでできるのは優勝に近づいたのかなと思う」と“松島効果”について語った。
松島は7月の「USスマッシュ」で日本人初優勝を成し遂げ、世界ランキング3位へ浮上。その後の「WTTチャンピオンズ横浜」と「ヨーロッパスマッシュ」では、いずれも張本智と激闘を繰り広げた末に敗れたものの、世界トップ層で存在感を高めている。
国際舞台での充実感そのままに、新天地デビュー戦でも力を示した松島。19歳のサウスポーが加わった“新生岡山”を優勝争いへ導けるか、注目が集まる。
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