
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手が、9月に入り不振から脱出。夏のトレード市場では放出候補にも挙げられるほど苦しんだが、ここに来てV字回復。デーブ・ロバーツ監督が先日、復調の理由について言及した。米地元メディア『ドジャー・ブルー』などが伝えている。
◆「カーブが10倍良くなった」CY賞左腕スネルが完全復活、左ひじ手術で肩の苦痛も解消 「この2年間は本当に辛かった」と明かす
■8月は右腕相手に苦戦
ドジャースにとって貴重な右の大砲であるT・ヘルナンデスだが、8月は低調だった。打率は2割台前半に沈み、出塁率も長打率も低空飛行が続いた。特に右投手相手に苦しみ、デーブ・ロバーツ監督も左打者との併用を検討していた。
しかし、9月に入ると一変。サンプル数が少ないとはいえ、直近4試合は16打数7安打、打率.438と急浮上。3日(日本時間4日)のカージナルス戦では、サヨナラ適時打を放つなど勝負強さも増している。
同監督は「右投手を相手にした彼の打撃としては、4月以降で今が最もいい」と評価。復調の大きな理由として、スイングと打席でのアプローチの改善を挙げた。
「以前は右投手に対してスイングする際、左腰が早く開く傾向があった。しかし、現在はその動きが修正され、踏み込んだ時に左腰が流れなくなり、体を開かずにスイングできている」という。
■好調は「持続可能」
さらに「速球を狙って始動を早めることもなくなり、球種の見極めが格段に良くなった。そのため、より良い体勢で打てるようになっている。これらの点を考えれば、今後も期待できるだろう」とし、今回の復調が一時的なものではなく、技術の改善に裏打ちされた“持続可能”な好調だと指摘した。
指揮官によると、T・ヘルナンデスは好調時のスイングを取り戻すため、数カ月に渡って打撃コーチ陣と一緒に調整を続けてきたという。そして、時間はかかったものの、その取り組みが成果として表れ始めたのだという。
同監督は「私は常々、彼がラインアップに入っているほうがチームとしては強いと言ってきた。彼の努力は全面的に評価している」と話し、復活に向けた取り組みを称えた。
一時は左打者との併用論も出ていたが、T・ヘルナンデスは自らの打撃でこのプランを後退させたようだ。
◆2戦連続スタメン落ちの大谷翔平、IL入りは回避できるか? ロバーツ監督「希望は持っているが、確信はない」と吐露
◆「フリーマン、スキーンズ、コールも候補」新生エンゼルス、地元出身者の獲得に動くか 「新オーナーの下なら狙える」と米記者


