
卓球の「ノジマTリーグ 2026-2027シーズン」は5日、埼玉県の蓮田市総合市民体育館パルシーにて、岡山リベッツとT.T彩たまの試合が行われ、岡山がマッチカウント3-1で勝利し、今季3勝目を挙げた。
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■立ち上がりを支配し勝ち切る
昨季から岡山でプレーする張本智和は、今季もチームのエースを担う。今季はさらに、木下マイスター東京から世界ランキング3位の松島輝空が加入し、日本代表でも共闘する2人による強力な布陣が整った。
彩たまのホームに乗り込んだ一戦では、ダブルエースとして真価を発揮した。第3マッチに起用された張本智は、サウスポーの木造勇人と対戦。「Tリーグは5ゲームマッチですし、独自のルールもある。実質5ゲームもないので、より1ゲーム目の入りを大事にしたいと思っています」と語ったように、立ち上がりを支配した。11-4、11-8と連取し、第3ゲームでは先にゲームポイントを握られたものの、8-10から追いつくと、台上のフリックで重要なポイントを取り切り、ストレート勝ちを収めた。
今季シングルスで3連勝を飾り、岡山の3勝目にも貢献した張本智は「2ゲーム目以降は相手も慣れてきますが、この直近の2試合はいい入りができている。この感覚はWTTや7ゲームマッチの試合でも生かしていきたいです」と手応えを語った。
■長きにわたり世界上位を維持
張本智は10代半ばで日本のトップ選手として台頭すると、23歳の今も世界4位に立つ。若手選手の台頭が見られ、入れ替わりが激しい世界の中で、長きにわたり上位を維持している。
今季の夏も好調を維持している中、「多少誤差はありますけど、10年近くトップでやっていますし、『今日の調子だから勝てない』というような日はほとんどなくて、逆に『この調子だから必ず勝てる』ということでもない。アベレージをキープして臨んでいる」とトップに居続ける安定性に言及した。
さらに、「横浜大会の前に取り組んだ練習や、横浜、スウェーデン(ヨーロッパスマッシュ)が終わって反省した練習がTリーグでも出ますし、いい練習ができれば強くなる。今はいい練習ができていますし、状態もすごくいいです」と語り、日々の積み重ねが結果に結実していることを明かした。
張本智は8月の「WTTチャンピオンズ横浜」で連覇を飾り、9月は「WTTチャンピオンズマカオ」や、32年ぶりの日本開催となる「第20回アジア競技大会」を控えるなど、重要な国際大会が続いていく。
アジア大会に向けては「団体では金メダルを目指したいですし、シングルスでは、もう単純に中国選手と優勝を争うというより、松島選手と自分が優勝を争うくらい、2人とも強くなっている」と、岡山と日本代表で共闘する19歳にも言及。日本男子を背負う張本智は、後輩の成長も自身の進化の糧に変えていく。
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