
卓球の国際大会「WTTチャンピオンズマカオ」が8日からマカオで行われている。日本からも有力選手が出場しており、優勝争いに加わる選手が現れるか注目される。
そんな中、女子シングルスでは日本勢とともに上位を争うと見られていた中国のトップ選手が相次いで敗れる波乱が起こっており、今後の優勝争いに影響する可能性がある。
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■トップ2が不在のマカオ大会
今回のマカオ大会には、世界ランキング1位の孫穎莎、2位の王曼昱という中国女子のトップ2が不在。第1シードには3位の張本美和(木下グループ)が名を連ねる構図だった。
そうした中、大会2日目に起こったのが、中国の有力選手の相次ぐ敗退だった。昼の部では、世界ランキング5位で第3シードの王芸迪(中国)がアフリカの技巧派サウスポー、ディナ・メシュレフ(エジプト)に1-3で敗れ、初戦敗退。さらに、夜の部では同4位で第2シードの蒯曼(中国)が43歳のカットマン、ハン・イン(ドイツ)と1回戦を戦ったが、経験豊富な相手の粘り強い対応を崩し切ることができず、フルゲームの末に敗れた。
蒯曼の敗退にWTT公式も反応しており、「WTTチャンピオンズマカオ2026でまたも大波乱。ハン・インがクアイ・マンを撃破」と見出しを打ち、記事を掲載。「水曜日(9日)にはすでにザビーネ・ヴィンターがベルナデッテ・スッチに敗れ、ディナ・メシュレフがワン・イーディを破るなど有力選手の敗退が相次いでいたが、ハン・インが第2シードを撃破するという新たな番狂わせが加わった」と驚きとともに伝えている。
この結果は中国でも報じられており、現地メディア『新浪』では「大会2日目には中国勢は3戦全敗に終わった」と、王芸迪、蒯曼に加え、男子で黄友政が敗れたことにも言及。蒯曼の敗戦について「カットマンへの対策は孫穎莎や王曼昱に頼るしかないのだろうか?コーチ陣はカットマン対策を具体的に行っているのか?」とトップ選手2人に触れながら、その課題を指摘した。
この結果により、女子では第2シードの蒯曼、第3シードの王芸迪が姿を消した。1回戦を勝ち上がった張本美を筆頭に、10日に初戦を迎える早田ひな(日本生命)、大藤沙月(ミキハウス)など、日本勢の上位進出にも影響を与える可能性がある。波乱が起こっているマカオ大会で、今後どのような展開が待ち受けるのか。
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