
米スポーツ専門局『ESPN』は10日(日本時間11日)、今オフのフリーエージェント(FA)市場を特集。担当したジェフ・パッサン記者は、日本からポスティングシステムを利用し、メジャー入りを目指す可能性がある選手にも注目。西武の平良海馬投手、阪神の佐藤輝明内野手、日本ハムの伊藤大海投手の名前を挙げた上で、それぞれを高く評価した。
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■村上宗隆の活躍が佐藤に追い風?
パッサン記者はまず、「最高の打者は誰だ?」というテーマの中で佐藤を取り上げた。三冠王を狙える現在の成績を紹介した上で、出塁率や長打率なども含めて各部門で軒並みリーグ上位に立っている点に注目した。
ただ、移籍にはポスティングシステムを経る必要があることや、三振の多さ、適正ポジションの見極め(三塁手か外野手か一塁手か)という疑問が付きまとうと指摘した。
その上で、同記者は「これらの疑問は、どこかで聞いたことがあるかもしれない」とし、昨オフに同様の指摘を受けていたホワイトソックスの村上宗隆内野手と比較。「佐藤は村上ほど本塁打、四球、三振の3つに結果が偏る打者ではなく、守備でも一塁に回らずに済む可能性が高い。また、近年は村上より安定した成績を残している」と主張した。
そして、「村上がメジャー1年目に大活躍したことで、当時積極的に獲得に動かなかったのを後悔している球団も多い。この状況は、佐藤にとって追い風にしかならないだろう」と伝えた。
■救援でも先発でも「多くの需要」
また、同記者は「スクーバルに次ぐ先発投手は日本人エースか?」というテーマで、平良を指名。「今季の投球をスカウト陣が惜しみなく称賛している。あまりに素晴らしく無視できない」などと記し、今オフにFAとなる先発投手の中、で2年連続サイ・ヤング賞受賞の最強左腕に次ぐ評価を得る可能性を示唆した。
「一部の球団は、(抑えとして活躍した)平良を今も救援向きと見ている。一方で、完全に先発投手として通用するし、しかも非常に優れた先発に成長すると見る球団もある」とし、「いずれにせよ多くの需要が見込まれる」とした。
同記者は、伊藤に関しても「日本ハムがポスティングシステムの利用を認めるかどうか分からない」ことを前提に、「MLB球団はその時に備えている」と紹介。多彩な球種を持つ右腕について「2025年には200球近くを投げ、今年はすでに5シーズン連続で150球を超えている」とし、イニングを稼ぐ能力も称賛した。
果たして新たな侍が海を渡るのだろうか。今オフも熱いストーブリーグが展開されそうだ。
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