
「第20回アジア競技大会」の卓球競技は24日、愛知県のスカイホール豊田で男子団体の決勝が行われ、日本が中国を3-2で撃破。1966年大会以来、60年ぶりとなる金メダルを獲得した。
五輪、世界選手権を含めて決勝で中国を破ったのは初の快挙。一方、9連覇を逃した中国のエース王楚欽は「実力差があった」と完敗を認め、中国メディア『新浪体育』も「耳の痛い言葉だが、正直な言葉でもある」と伝えた。
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■「決めるのはコーチ」
日本の勝利が決まると、中国側の応援席は静まり返り、選手たちも足早に姿を消した。その後、ミックスゾーンで取材に応じた王は、疲労感を漂わせたまま試合を振り返った。
「第1試合の松島輝空戦では、自分の動きが少し重かった。第1、第2ゲームを落とした後、王皓コーチと相談した。自分もこのままズルズルと負けたくなかったので、とにかく1点ずつ食らいついていった。その後、第3ゲームを取ってから、少しずついい感覚をつかめた。(逆転で)勝てたことは評価できると思う」と話した。
「ただ、張本智和との第4試合ではもっといいプレーができたはずだったが、うまくいかなかった。やはり実力差があったと思う」と0-3での完敗にショックを隠せなかった。
記者からオーダー変更について問われると、王は「決めるのはコーチで、私たち選手はそれを実行する立場。コーチの意図を推測するつもりはない」と論評は避けた。
■個人戦でリベンジ誓う
今回の敗戦について、中国国内ではオーダーミスを指摘する声が相次いでいる。戸上隼輔から確実に1勝を挙げるために、相性の良い林詩棟を第2シングルスから第3シングルスに下げ、重慶チャンピオンズで張本を破っている温瑞博を第2シングルスに起用。そして、世界ランキング1位の王に2勝してもらう計算だった。しかし、王は松島との激闘で疲労困憊、張本との戦いに余力は残っていなかった。「王で2勝」という前提が崩れ、さらに重慶で勝ったことを根拠に温を張本にぶつけるプランも機能しなかった。
団体戦を終え、今後の個人種目にどう臨むかについて、王は「団体戦は終わった。もちろん結果は望んだものではなく、自分にも至らないところがあった。ただ、大会はまだ終わっていない。早く気持ちを切り替えて、次の試合に臨みたい」とリベンジに意欲を見せていた。
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