
カブスからフリーエージェント(FA)となった、鈴木誠也外野手の去就に注目が集まっている。米スポーツメディア『ジ・アスレチック』のカブス担当パトリック・ムーニー記者は1日(日本時間2日)、ワイルドカードシリーズで敗れたチームの来季に関する記事を掲載。鈴木との再契約について私見を述べた。
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■「勢力図を揺るがす可能性」
今季の鈴木は、レギュラーシーズン143試合に出場して打率.270、26本塁打、86打点、OPS.841の好成績。課題だった守備の指標もプラスに転じ、右翼手としてはコービン・キャロル外野手(ダイヤモンドバックス)に次ぐナ・リーグ2位のOAA(Outs Above Average)+5を記録。平均よりどれだけ多くアウトを奪ったかを示す指標でも、優れた結果を残している。
カブスとの5年8500万ドルの契約が今季限りで満了。チームとの再契約に注目が集まっていたが、『ジ・アスレチック』のムーニー記者は「リーグ全体でfWAR19位だった鈴木は、キャリアでも最高クラスの成績を残した。それだけにFA市場では人気銘柄になる可能性が高い。ただ、カブスが抱える投手不足を考えれば、鈴木の獲得をめぐる争奪戦に参戦する可能性は低く、ましてやその争いを制するとは考えにくい」と分析。退団濃厚と伝えた。
また、米誌『スポーツイラストレイテッド』の電子版は、先日報じられた鈴木の獲得候補ブルージェイズにも言及。「もしこの移籍が実現すれば、カブスだけでなくア・リーグ東地区全体の勢力図にも大きな影響を与える。FA市場について考えるにはまだ早いが、鈴木の去就は球界全体の勢力図を揺るがす可能性がある話題だ」と注目を寄せている。
鈴木とともに、左翼手でゴールドグラブも経験したイアン・ハップ外野手もFAのカブス。投手力の整備が最優先とされているが、打線の再構築も課題山積のようだ。
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