
6日(日本時間7日)に行われたナ・リーグ地区シリーズ第3戦で先発登板し、ブレーブス打線を7回4安打1失点、10奪三振に封じたドジャースの山本由伸投手。今ポストシーズン(PS)で白星を挙げた右腕について、最強左腕タリク・スクーバル投手が、その凄さを語った。米スポーツメディア『The Athletic』が伝えている。
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■「第1戦に投げてほしかった」
『The Athletic』は7日(同8日)、「ドジャースにはスター選手がひしめいているが、その中でも10月の大舞台では山本由伸がひときわ輝く」と題し、ブレーブスのエース左腕クリス・セール投手との投げ合いを制した山本を特集した。
記事の中で核となったのは、サイ・ヤング賞を2年連続で受賞しているスクーバルのコメント。この最強左腕は地区シリーズ第1戦で登板したが、予定を告げられた際には驚きを隠せなかったという。
「ここでは山本がエースだと分かっている。個人的には、彼に第1戦を投げてほしかった。ここで成し遂げてきたこと、特にPSでの活躍は尊敬に値する。彼には1戦目を任されるだけの実績があると思っていた」と振り返った。
第3戦に回った山本は4回までに7三振を奪い、ブレーブス打線を単打2本に封じる好投。最大のピンチは5回。1死満塁の窮地に立ったが、ドレイク・ボールドウィン捕手、ロナルド・アクーニャJr.外野手を続けて内野ゴロに仕留め、最少の1失点で切り抜けた。
■「誰にも負けないほど準備ができている」
この圧巻の投球について、スクーバルは「これほど素晴らしい投球を、当然のように毎回期待するのは酷かもしれない。ただ、やり遂げてもまったく驚きはない」とした。
その上で、信頼を寄せる理由についても言及。それは球威や制球力という話ではないという。「準備もウォームアップもルーティンも、キャッチボールもブルペンでの投球もすべてが緻密。一球一球、あらゆることに細かく気を配っている」と明かし、「彼のすべての動作には意味があるんだ。それこそが大舞台で結果を出せる理由だと思う。彼自身は何も変わらない。どの先発登板も、どのイニングも、どの一球も同じ。プレーオフになり、舞台が変わり、重要な局面が訪れても、誰にも負けないほど準備ができている」と、山本の“力の源泉”を解説した。
山本はこれで、ポストシーズンの先発登板で5試合連続の自責点1以下。メジャー史上3人目の快挙となった。
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